AKB48の姉妹ユニット・NMB48の結成3周年記念コンサートの最終公演が12日、大阪城ホールにて行われ、昨年9月に卒業した元チームMセンター・城恵理子が研究生として復帰することが発表された。
結成3周年を記念した「NMB48 3rd Anniversary Special Live」は、2日間で3公演が行われるコンサート。最終日となる夜の部でアンコール中、NMB48劇場の金子支配人が登場すると、城の電撃復帰がサプライズ発表された。1万1,000人の観客から歓声が上がる中、城はワンピース姿で登場。「突然のことで驚いている方もいると思いますがお久しぶりです。城恵理子です」とあいさつし、復帰の経緯と抱負をファンに伝えた。
城が同ユニットを卒業したのは、昨年9月28日のこと。理由は学業に専念するため、だった。城は、「卒業して、普通の女の子として生活していく中でテレビや雑誌でNMBのみんなが活躍しているのを見て私は、何をしているんだろう、私は、本当は何がしたいんだろうと思うようになりました」と振り返り、「いっぱい悩んで、お父さんやお母さんと相談して、みんなとの差をうめること、みなさんに認めていただくこと、たくさんのことを背負う覚悟でNMBとして復帰させていただくことを許してもらいました」と説明した。
「納得いかない方もたくさんいらっしゃると思います」と周囲の複雑な心境を察しながら、「言葉じゃなくて、これからの私の行動を見てほしいです。そして、いつかみなさんに胸をはって『ただいま』と言えるように努力していきます」と力強いコメント。最後は、「1から研究生として頑張っていきますのでよろしくお願いいたします」と意気込み、復帰のあいさつを締めくくった。
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