多数のアプリやサービスを提供しているGoogle。各Googleサービス同士が連携していたり、アプリとWeb版のサービスが密接に連携していたりすることから、PC、タブレット、スマートフォンなど複数の端末を使うことの多いビジネスマンには、データの同期に手間がかからないという面でうってつけのプラットフォームとも言える。今回はその中でも特にビジネスで大活躍してくれるであろう「Google カレンダー」と「Google ドライブ」をご紹介したい。
他の人のスケジュールも把握できる「Google カレンダー」
「Google カレンダー」は、予定を細かく登録しておけるスケジュール管理アプリ。日別・週別・月別の画面表示と、登録した予定を一覧する画面表示の4パターンを切り替えながらスケジュールをチェックできる。
複数のGoogleアカウントの予定や、他のGoogleユーザーの予定も取り込めるのが大きな特徴だろう。自分の予定を管理するだけでなく、会社の同僚や家族、友人のスケジュールを把握するのも簡単だ。それらの予定は個別の"カレンダー"として扱われ、設定画面からそれぞれの表示のオン・オフを切り替えられるので、必要に応じて画面を見やすく整理しておけるのがうれしい。
自分の予定も種類ごとに個別の"カレンダー"として分類できることから、重要度に応じて分けたり、仕事とプライベートとで区別して管理するのもおすすめ。仕事用とプライベート用とでGoogleアカウントをわざわざ別にする必要がないため、統合的な予定管理ツールとして効率的に使えるだろう。
予定を登録する際には、件名、時間、メモなどを入力できるのはもちろん、日ごと・週ごと等の繰り返し設定や、その予定時刻の直前にアラームなどで通知する設定も行える。場所も登録しておけば、マップと連携して具体的な位置もすぐにチェックできるようになる。他のGoogleサービスと同様にWeb版の「Google カレンダー」とも同期してくれるので、オフィスではPCで管理し、出先ではスマートフォンで確認・管理する、といった使い分けもスムーズ。円滑な仕事の遂行には欠かせないアプリだ。