モネ作品の前でクラシックを鑑賞

ポーラ美術館(神奈川県箱根町)が開催している「モネ、風景をみる眼-19 世紀フランス風景画の革新」では、モネの誕生日である11月14日~16日まで、モネに関する様々なイベントを行う特別企画を実施する。

モネの誕生日11月14日を記念して開催

同企画「モネ祭 - モネを祝う3日間」は、「モネを聴く」「モネを知る」「モネを味わう」の3つのテーマで構成。

「モネを聴く」では、11月15日にバイオリニストの松本蘭氏をゲストに迎え、展示室内でモネの作品を見ながら、モネが活躍した時代のクラシック音楽を楽しめるコンサートを開催する。事前申し込みが必要で、定員は50名。

モネの作品をモチーフにした映像投影

そのほか、16日にはモネの作品をモチーフにした映像を投影した中でジャズを楽しめるコンサート、バイオリンとアコーディオンによるミニコンサート「パリの街角」も開催する。

学芸員がイチオシ作品を語る「私の選ぶモネ」

「モネを知る」では、11月16日に19世紀フランス美術の研究者である喜多崎 親氏によるギャラリートークを実施。11月14日・15日は、同館学芸員が選んだイチオシ作品を中心に語る「私の選ぶモネ」も開催する。

「モネを味わう」では、モネが好んで食した川鱒(ます)やハーブ、南フランスの野菜を取り入れた特別メニュー「ジヴェルニーへようこそ」をレストランアレイで提供。また、モネが描いた"積みわら"に見立てたモンブランは、カフェ・チューンで販売する。

モネの積みわらモンブラン(コーヒーまたは紅茶とセットで1,200円)

また、11月16日は、1,000円以上購入するとモネの睡蓮(すいれん)の傘をはじめとしたグッズが当たる福引きを行う。賞品はハズレなしで、1等から5等まで用意する。

同館の営業時間は9:00~17:00。入館料は大人1,800円、シニア割引(65歳以上)1,600円、大学・高校生1,300円、中・小学生700円。中・小学生は土曜日、入館無料。