任天堂の大人気タイトル『ポケモン』シリーズの最新作となる、ニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスターX』『ポケットモンスターY』が12日、全世界で一斉に発売され、東京・港区の「ポケモンセンタートウキョー」には、早朝から多くのファンが詰めかけた。
「ポケモンセンタートウキョー」には、6時30分時点で70人、8時のオープン直前には300人近い長蛇の列。先頭に並んでいた男性は、まだ日の入り前の3時30分から並んでいたといい「ソフトはXとYを両方買います。帰ったらすぐにプレイします」と発売を待ち望んでいた様子。また、シリーズを初代からプレイしているという男性は「30歳を越えても、やっぱり『ポケモン』。通信機能に期待している。今後もシリーズをずっとプレイし続ける」とコメント。中には「ソフトを買わない。ぬいぐるみだけを目当てに並びました」という海外の男性や親子で並ぶファンも見られた。ちなみに、列の男女比率は6:4といったところ。
店内には『ポケモン X・Y』のソフトのほか、ぬいぐるみやステッカー、キーホルダー、3DSケースといった新商品も陳列されており、最初のパートナー候補となる「ハリマロン」「フォッコ」「ケロマツ」や、伝説のポケモン「ゼルネアス」「イベルタル」のぬいぐるみも人気。ほかにも、店内に展示されている立体ポケモンが「ゼルネアス」「イベルタル」になっていたり、スタッフの制服が変化していたりと、商品以外にも進化したポイントは数多い。
『ポケットモンスターX』『ポケットモンスターY』は、全世界でシリーズ累計1億7,200万本を記録する『ポケットモンスター』シリーズの最新作。日本だけでなくアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、韓国など、世界各国で本日10月12日に一斉発売された。2日の時点で予約本数が126万本を突破し、これまでに発売されたニンテンドー3DS専用ソフトにおいて、史上最多の記録を樹立。シリーズ初の3DSタイトルで、新しいポケモンも多数加わり、700種類以上のポケモンが登場する。
本作では、プレーヤーはポケモントレーナーとなって、舞台となるカロス地方を冒険し、さまざまなポケモンを捕獲・育成しながら、他のトレーナーたちとバトルを繰り広げていく。1996年に発売されたシリーズの原点「赤・緑」に登場したフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメもパートナー候補となり、14年ぶりの新タイプとなる「フェアリー」も登場。空中戦の「スカイバトル」や、一匹で複数の敵と戦う「群れバトル」といった新たなバトル要素も。さらに、インターネット通信を駆使した世界中のプレイヤーと交流できる仕組みがより強化され、さまざまな新要素を搭載されている。世界中のプレイヤーと、ポケモンを交換したり、バトルの腕を競ったり、メッセージを送ってみたりとこれまでにない世界規模の冒険が、いよいよ幕を開ける。
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