Cooler Master Technologyは11日、静音性能に特化したというマイクロATX対応のPCケース「Silencio 352」を発表した。10月18日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は10,000円前後の見込み。
半密閉タイプのシャーシ内に効率的なエアフローを作り、内部の音を外部にできるだけ漏らさずに、ケース内温度を低く保つ設計とした。標準のファンは全面に120mm×1基、背面に120mm×1基で、直線的な一方通行のエアフローによって、最低限の吸排気で効率よく冷却する。前面と上部に120mmファンを1基ずつ増設可能。前面ドアと左右側面パネルには吸音シート、前部/上部/底部にはダストフィルタを取り付けている。
また、エアフローやケース内温度に不安があるときは、ケース上部のフタを取り外すことで、上部メッシュに変化させられる。さらに上部120mmファン×1を増設すれば、吸気または排気を強化することが可能。
ドライブベイは、外部5.25インチ×1、外部3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×4。前面インタフェースとして、USB 3.0×2、USB 2.0×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、SDメモリーカードスロットを備える。
CPUクーラーの高さは155mmまで、グラフィックスカードの長さは355mmまで、液冷ラジエータサイズは前部240mm / 後部120mm。対応フォームファクタはマイクロATXとMini-ITXで、電源は搭載していない(ATX電源に対応)。本体サイズはW200×D453×H378mm、重量は約4.7kg。