ASUSTeK Computerは11日、GPUにNVIDIA GeForce GTX 760を搭載した「GTX760-DCMOC-2GD5」を発表した。カード長が170mmとコンパクトサイズの製品となっている。即日販売を開始し、価格はオープン。店頭予想価格は35,000円前後。
長さ170mmとMini-ITXマザーボードと同様のサイズながら、動作クロックを定格よりも引き上げたオーバークロック仕様の製品。ベースクロックはリファレンスの980MHzから1,006MHzへ、ブースト時のクロックを1,033MHzから1,072MHzへとオーバークロックしている。
同社製グラフィクスカードではおなじみの「DirectCU」クーラーもミニサイズの「DirectCU Mini」を搭載、ファンはブロアーファンと通常のファンのハイブリッド構造をした「CoolTechファン」を採用し、通常のファンよりも広範囲にわたって送風できるという。
このほか、VRMとGPU間の電源ラインを太くして発熱を減らした「Direct Power」により、電気抵抗を下げ、発熱量を減らしている。
主な仕様は、CUDAコア数が1,152基、メモリが2GB GDDR5、メモリクロックは6,008MHz、バス幅が256bit、PCとの接続インタフェースがPCI-Express (3.0) x16、補助電源が8ピン×1、出力端子はDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1。本体サイズはW170×D122×H44mm。