AKB48の姉妹ユニット・NMB48のメンバー総勢46人が10日、大阪・なんばパークスシネマで行われた松本人志監督作『R100』の鑑賞会に出席した。

前列左から矢倉楓子、渡辺美優紀、山本彩、山田菜々、後列左から島田玲奈、吉田朱里、上西恵、小笠原茉由

本作は、松本人志監督にとって『大日本人』(2007年)、『しんぼる』(2009年)、『さや侍』(2011年)に続いて4作目となる監督作品。NMB48メンバーがこの大人数で一堂に会するのは初のことで、10月12日と13日に開催される3周年記念公演の練習のために集まったことから、今回の鑑賞会が開かれることとなった。なお、R15指定の映画のため、参加メンバーは15歳以上に限られた。

鑑賞後、島田玲奈は、「途中まで違和感を感じるシーンが多くて、そこを覚えておこうと思ってたんですが、そんなシーンが多すぎてどこまで覚えていたらいいのかも分からなくなりました(笑)」と振り返り、「松本監督に聞きたいことがたくさんあります」とコメント。吉田朱里は「何だったんだろうっていう感じです(笑)」、矢倉楓子は「普通に面白くて、松本人志さんにしかない発想の映画」、上西恵は「冨永愛さんが出てきた瞬間、カッコよすぎてドキドキ」とおのおの感想を語った。

鑑賞前に、自身のことを「Mです。漫画などを読むと、Sな人にときめくんです。Sな人に共感はしないのでMなのかな」と分析していた山本彩。「"CM"というものより、はるか斜め上をいっていたというか(笑)」と予想外の内容だったようで、「突っ込みどころが満載すぎておなか一杯です」。一方、「SもMもどちらも」と語っていた渡辺美優紀は、「100歳以上の人にしか理解できない内容なのかなと実感」と印象を伝え、「本当のSは、その上のSをねじ伏せるのが…っていうシーンがあって、そこはすごく共感できて、松本人志さんと同じ考えだなと思いました(笑)」と笑顔を見せていた。

また、小笠原茉由は、「私は大爆笑しながら見てたんですが、それくらい面白いシーンがたくさんありました。でも、感動して泣いちゃったシーンもあったんです。息子と父の絆に感動しちゃって…。でも、他のメンバーにそれを言うと驚かれたんですけどね」と振り返り、「ちょっと理解できないシーンもあったので100歳になったらもう1回見たいなと思いました」と再チャレンジを誓った。