アスクは11日、AMDの最新ハイエンドGPU「Radeon R9 280X」を搭載したSapphire Technology製のグラフィックスカード「R9 280X 3G GDDR5」(店頭予想価格:4万円台後半)など3製品を発表した。いずれも発売は10月中旬を予定している。
3製品共通の仕様として、ストリームプロセッサ数が2,048基、メモリは384bit接続の3GB GDDR5。接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16。いずれもオーバークロックが施されている。
TOXIC R9 280X 3G GDDR5
「TOXIC R9 280X 3G GDDR5」は、3基の冷却ファンや10mm径のヒートパイプなどによる独自の冷却機構「Tri-Xクーリング」を備えたモデル。コアクロックが1,100MHz、ブーストクロックが1,150MHz、メモリクロックが6,400MHz(データレート)となっている。出力インタフェースはデュアルリンク対応DVI-I、DVI-D、Mini DisplayPort×2、HDMIを用意する。補助電源コネクタは8ピン×2。サイズはL308×W113×H41mm。店頭予想価格は4万円台後半。
VAPOR-X R9 280X 3G GDDR5
「VAPOR-X R9 280X 3G GDDR5」は、HJBベアリング採用ファン2基とベイパーチャンバーなどによる独自の冷却機構「VAPOR-Xクーリング」を備えたモデル。コアクロックが950MHz、ブーストクロックが1,070MHz、メモリクロックが6,200MHz(データレート)となっている。出力インタフェースはDVI-IとDVI-D(ともにデュアルリンク対応)、DisplayPort、HDMIを用意する。補助電源コネクタは8ピン×2。サイズはL276×W121×H45mm。店頭予想価格は4万円台半ば。
R9 280X 3G GDDR5
「R9 280X 3G GDDR5」はHJBベアリング採用ファン2基とヒートパイプ、銅ベースのヒートシンクなどによる独自の冷却機構「DUAL-Xクーリング」を備えたモデル。コアクロックが870MHz、ブーストクロックが1,020MHz、メモリクロックが6,000MHz(データレート)となっている。出力インタフェースはDVI-IとDVI-D(ともにデュアルリンク対応)、DisplayPort、HDMIを用意する。補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1。サイズはL262×W112×H34mm。店頭予想価格は4万円台前半。