ヤマハは10月11日、ポータブルワイヤレススピーカー「NX-P100」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は23,000円前後。

ポータブルワイヤレススピーカー「NX-P100」

NX-P100は、Bluetoothによるワイヤレス再生に対応したポータブルスピーカー。本体サイズはW172×D54×H60mmで、質量は500g。500mLのペットボトルとほぼ同じサイズ・質量だ。

Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応するプロファイルはA2DPとHFP。スマートフォンでのハンズフリー通話も可能だ。コーデックは標準的なSBCに加え、高音質なAAC/aptXも利用可能だ。NFCにも対応しており、スマートフォンなどの対応機器をタッチするだけで、ペアリング・接続操作を行うことができる。低域を増強させる「SR-Bass」や、非可逆圧縮された音源の圧縮時に失われた成分を補間する「ミュージック・エンハンサー」も搭載。再生周波数帯域は、70Hz~20kHzだ。

カラーバリエーションはカジュアルグリーン、リフレッシュホワイト、スマートブラックの3色

Bluetooth以外の入力インタフェースは、ステレオミニジャックのアナログ音声と、MicroBタイプのUSB ポートを装備。96kHz/24bitまで対応したUSB DACを搭載しており、PCと接続して高音質なサウンドを楽しむことも可能だ。また、ヤマハのコンシューマ向けスピーカーとしては初めて、IPX4仕様の防滴構造を採用。アウトドアや水回りでも安心して使うことができる。

電源は内蔵の充電池で、容量は2,100mAh/3.6V。約5時間でフル充電となり、フル充電の場合には約8時間の連続再生が可能だ(出力160mW時)。スマートフォンへの充電機能も備えており、モバイルバッテリーとしても使用することができる。