NTTドコモは、利用料金の確認など一部サービスでの利用にとどまっていた「docomo ID」認証を11月13日より本格導入すると発表した。4つの付加価値を加えて順次提供していく方針で、利用可能なネットワークを増やし、デバイス、OS、キャリアフリーな環境の整備を目指す。
「docomo ID」認証を本格導入で利用可能になるネットワークは、Xi、FOMAのモバイルネットワークとWi-Fi、家庭内のブロードバンド回線など。通信回線の種類を問わずに「ネットワークフリー」でサービスを提供する。デバイスについては、「デバイスフリー」への対応を図る。スマートフォン、タブレット、パソコンなど異なるデバイスで、利用シーンに合ったサービスの提供を目指す。OSについては、OSに依存しない「OSフリー」を実現させる。最終的には、ドコモの回線契約の有無にかかわらずサービスを利用可能にする「キャリアフリー」を実現させたい考え。
(記事提供: AndroWire編集部)