NTTドコモは10日、2013年冬春モデルとして、約10.1インチ(2,560×1,600ドット)のディスプレイを装備したAndroidタブレット「ARROWS Tab F-02F」(富士通製)を発表した。12月上旬からの販売を予定している。
同製品は、2.2GHzのクアッドコアCPUを採用し、Android 4.2を搭載したタブレットPCである。約10.1インチ(2,560×1,600ドット)のTFT液晶ディスプレイを装備し、質感や色を忠実に再現するという映像処理エンジン「Xevic」を搭載している。
光の乱反射と拡散を低減し、色彩を鮮やかにする「Super Clear Panel」、輝度やコントラストを自動調整する「スーパークリアモード」といった画質にこだわった機能を装備。録画可能なフルセグ(要micro SDカード)に対応し、同梱のUSB同軸変換ケーブルを使用することで、安定した環境下で放送を楽しむことができる。番組はDolby Digital Plusと本体前面のステレオスピーカーにより、臨場感溢れるサウンドの聴取ができる。
家族で共有して利用するシーンを想定し、「スマート指紋センサー」を使ってのユーザー切り替え機能、利用上限機能、アプリの利用履歴確認機能にあわせ、シニアユーザー向けに金融機関のATMと同じ50音入力に対応した文字入力機能、シンプルで見やすい設定メニューやホーム画面の表示機能を備えている。
バッテリーの容量は9,600mAhで、利用状況にあわせて省電力を実現する「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載。カメラは約810万画素(メイン)と約130万画素(サブ)のCMOSカメラを搭載(いずれも有効画素数)。内蔵のROMは64GB、RAMは2GB。外部メモリとして、microSDカード(最大2GB)とmicroSDHCカード(最大32GB)、microSDXCカード(最大64GB)を利用可能。Xiでの通信は上り最大50Mbps、下り最大150Mbps。防水はIPX5/8、防塵はiP5X相当。そのほか、Bluetooth Ver.4.0、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、GPS、FOMAハイスピード、国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応。Wi-Fiテザリングは10台まで接続可能。
サイズは約261(W)×169(H)×8.9(D)mm、重量は約519g。カラーはホワイトのみ。