NTTドコモは10日、2013年冬春モデルとして、クラス最高の輝度を謳う約5インチのフル HDディスプレイを装備したAndroidスマートフォン「ARROWS NX F-01F」(富士通製)を発表した。10月24日からの販売を予定している。
同製品は、2.2GHzのクアッドコアCPUを採用し、Android 4.2を搭載したスマートフォンである。手に馴染みやすいラウンドデザインを採用。UIも新しく設計されており、シンプルな操作性を高めている。丸みを帯びたデザインにカラーリングを施した指紋センサーは、見た目がスタイリッシュになっただけでなく、高速起動が可能になり、機能面でも進化を遂げている。
クラス最高の輝度(最大800cd)を謳う約5インチフル HDの「WhiteMagic」ディスプレイは、従来のRGBの信号に白を追加。画面の消費電力を最大45%削減しながら、これまでと同等の画面の明るさを実現している。周囲の光にあわせて画面を自然な色合いに自動調整する「インテリカラー」機能を搭載するほか、質感や色を忠実に再現するという高画質エンジン「Xevic」といった、絵作りにこだわった機能を装備している。また、画面を見ている最中は「画面が消せない」精度を追求し、端末の画面の回転の判別にはインカメラを利用することで、誤った回転を防ぐ機構を備えている。さらに「タッチブロックモード」では意図しない操作を防止する。
カメラは約1,310万画素(メイン)と約130万画素(サブ)のCMOSカメラを搭載(いずれも有効画素数)。センサーは「Exmor RS for mobile」を装備し、画像処理エンジンには「GRANVU」を採用。高感度かつ低ノイズ化を実現し、夜景も美しく撮影することができる。あわせて、速度を向上させた「クイックフォーカス」、光量をアップした「インテリジェントフラッシュ」といった機能も搭載する。
バッテリーの容量は3,200mAh。内蔵のROMは32GB、RAMは2GB。外部メモリとして、microSDカード(最大2GB)とmicroSDHCカード(最大32GB)、microSDXCカード(最大64GB)を利用可能。Xiでの通信は上り最大150Mbps、下り最大50Mbps。防水はIPX5/8相当。そのほか、おサイフケータイ(NFC:FeliCa搭載)、Bluetooth Ver.4.0、赤外線通信、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、GPS、FOMAハイスピード、国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応。Wi-Fiテザリングは10台まで接続可能。
サイズは約70(W)×140(H)×10(D)mm、重量は約150g。カラーはWhite、Blue Black、Magentaの3色を用意している。
(記事提供: AndroWire編集部)