河合楽器製作所は、スキャナーでデータを読み込みデジタル化し、PCで編集や演奏も可能にするソフト「スコアメーカー8」を10月30日より発売する。
製品は、機能の違いにより「スコアメーカー8 Pro」、「スコアメーカー8 Std」、「スコアメーカー8 Std」とラインナップされる。標準モデルに位置する「スコアメーカー8 Std」の価格が21,000円となる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8。体験版も10月16日よりWebサイトで公開される予定。各バージョンの違いは、同社Webサイトに掲載してある。
製品は、楽器メーカーである同社が送り出す18年の歴史を重ねるソフト。スキャナーで紙の楽譜を読み取って、デジタル楽譜として取り込み、パートのバランスやテンポを調整し再生できるほか、音符や記号を貼り付けて楽譜の作成・編集も行えるなど多彩な機能を持つ。新バージョンでは、認識精度やパート譜変換、MIDIから楽譜への変換品質など、精度の向上のほかPDF出力機能も搭載している。また、楽譜のスクロールやズームに音符入力とタッチ操作でも効率的に操作できるよう最適化が図られている。