NTTドコモは10日、2013年冬春モデルとして、高機能なカメラに高画質なディスプレイを装備したAndroidスマートフォン「Xperia Z1 SO-01F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表した。10月24日からの販売を予定している。
同製品は、2.2GHzのクアッドコアCPUを採用し、Android 4.3を搭載したスマートフォンである。
カメラは約2,070万画素(メイン)と約210万画素(サブ)のCMOSカメラを搭載。Cyber-shotの技術を導入し、暗い場所でも撮影が可能なGレンズ、高精細撮影を可能とする画像処理エンジンBIONZ for mobile、スマートフォンでは最大級のイメージセンサーを装備している。動く被写体に対してもブレの少ない写真を撮ることができ、離れた被写体には3倍ズーム対応する。また、カメラエフェクトの充実を図っており、シャッターを押した瞬間と前後1秒ずつで61枚の連写ができる「タイムシフト連写」や拡張現実を楽しめる「ARエフェクト」、ランドマークなどを撮影するとすぐに被写体の情報をチェックできる「Info-eye」、Facebookと連携して撮影中の動画をリアルタイムで共有する「Social live」といった機能を装備している。動画にはHandycamの技術を導入しており、ソニー独自の手ぶれ補正機能で、揺れの少ない安定した映像を残すことができる。
ディスプレイは約5インチフル HDの「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載。BRAVIAで培った技術を装備し、写真や映像はもちろん、NOT TVやフルセグ放送も美しく表現するという。さらに高画質エンジン「X-Reality for mobile」により、ぼやけてしまった被写体の輪郭や画素の劣化を復元し、本来の質感の動画を再現できるという。
オーディオ面では、「WALKMAN」アプリケーションを搭載。バーチャルサラウンド技術により、コンサートホールやクラブにいるような臨場感を味わえる。ClearAudio+モードでは、音質設定を自動的に行ってくれ、より簡単に上質な音楽体験を可能としている。
バッテリーの容量は3,200mAh。内蔵のROMは32GB、RAMは3GB。外部メモリとして、microSDカード(最大2GB)とmicroSDHCカード(最大32GB)、microSDXCカード(最大64GB)を利用可能。Xiでの通信は上り最大150Mbps、下り最大50Mbps。防水はIPX5/8、防塵はIP5X相当。そのほか、おサイフケータイ(NFC:FeliCa搭載)、Bluetooth Ver.4.0、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、GPS、FOMAハイスピード、国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応。Wi-Fiテザリングは16台まで接続可能。
サイズは約74(W)×144(H)×8.7(D)mm、重量は約171g。カラーはWhite、Black、Purpleの3色を用意している。
(記事提供: AndroWire編集部)