NTTドコモは10月10日、同社の2013~2014年冬春モデルとして、Androidスマートフォンの新製品「GALAXY J SC-02F」(サムスン電子製)を発表した。5.7インチの大型ディスプレイを搭載したモデルで、専用のスタイラスペンを内蔵し、充実した手書き入力機能を備える点が特徴。日本人の好みにあわせたオリジナルデザインを採用した点が特徴。同日より事前予約を開始し、10月下旬に発売する予定。

同製品は、約5.0インチ フルHD(1080×1920ドット)の有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。GALAXYシリーズ初となる日本オリジナルデザインを採用したモデルで、鮮やかな「Coral Pink」、高級感のある「Satin White」、宝石を連想させる「Lapis Blue」計3色のカラーバリエーションを用意。このほか、ひらがな、英語、数字を簡単に入力できる「8フリック」機能や周囲の環境にあわせた通話音量に設定する「アダプトサウンド」、見ている内容にあわせて画面の色彩を調整する「アダプトディスプレイ」といった機能を搭載する点も特徴。

GALAXY J SC-02F。カラーはCoral Pink

CPUに2.3GHz・クアッドコア「MSM8974」を採用し、32GB/3GBのROM/RAMを備える。このほか外部メモリとして最大64GBのmicroSDXCカードが利用可能。OSはAndroid 4.3を採用する。寸法・重量は約137×70×8.6mm・約146gで、バッテリ容量は2600mAh。

機能面では、背面に約1320万画素、前面に約210万画素の裏面照射型CMOSカメラを搭載。録画に対応したワンセグ、おサイフケータイ NFC(Felica搭載)、GPS、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Wi-Fiテザリング(最大10台)、Bluetooth 4.0などが利用可能。

通信面では受信最大150Mbps/送信最大50MbpsのLTEサービス「Xi」、受信最大14Mbps/送信最大5.7Mbpsの「FOMAハイスピ-ド(HSDPA/HSUPA)」、国際ローミングサービス「WORLD WING」をサポート。LTE対応周波数帯は2GHz、1.7GHz、1.5GHz、800GHzとなる。

連続待受時間はLTE接続時が約340時間、3Gが約390時間、GSMが約310時間(ともに静止時)。連続通話時間は3Gが約830分、GSMが690分。

Satin White(上)とLapis Blue

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(記事提供:AndroWire編集部)