俳優・堺雅人が主演を務めるフジテレビ系ドラマ『リーガルハイ』(毎週水曜22:00~22:54 初回22:00~23:24)の第1話が9日に放送され、21.2%の高視聴率を記録したことが10日、明らかになった。
瞬間最高視聴率は23.5%で、23:17に主題歌「SLY」が流れる終盤のシーン。昨年4月期に放送された前シリーズは、初回は12.2%、最高視聴率は第8話の14.5%、平均視聴率は12.5%だった(いずれもビデオリサーチ調べ・関東地区)。同作は、昨年4月期の連続ドラマとして放送され、人気を博した『リーガルハイ』の第2弾。勝率100%ながら人格が破綻した弁護士・古美門研介を堺雅人が、古美門とは真逆の熱血弁護士・黛真知子を新垣結衣が演じ、第1弾は相反する2つの要素が絶妙に組み合わさった「大人が笑える極上コメディ」として、第50回ギャラクシー賞、第39回放送文化基金賞など、数々の賞を受賞した。
新シリーズは、おなじみの古美門&黛のデコボココンビのほか、新たなキャストとして、岡田将生演じる新世代弁護士・羽生晴樹、小雪演じる"世紀の悪女"こと死刑囚の安藤貴和、松平健演じるベテラン検事・醍醐実らが登場。1話完結の法廷コメディーとしての爽快感に加え、安藤をめぐる謎が回を重ねるたびに明らかになっていく。
9日に放送された第1話では、古美門、黛、羽生が、恋愛問題の発覚したアイドル・南風るんるん(小島藤子)に"だまされた"と訴えるファンたちを弁護する法廷シーンがコミカルに描かれた。また、死刑囚・安藤から「無罪にしてほしい」という依頼を受けた古美門は、優勢に裁判を進めるものの、安藤は法廷で罪を認める証言をする。これまで勝率100%を誇っていた古美門が、初めて裁判で敗北を喫するという衝撃的な展開を見せた。16日に放送される第2話では、ゲストとして佐藤隆太が出演し、堺雅人との激しい法廷バトルを繰り広げる。
本作が好スタートを切ったことを受け、企画とプロデュースを手掛けたドラマ制作部・成河広明氏は、「何より、こんなに多くの皆さまにリアルタイムで見ていただけたことに、キャスト、スタッフ一同、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と喜びのコメント。「このうれしさを糧に、第2話以降も皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります!」と意気込み、「とは言え、『リーガルハイ』は、『リーガルハイ』。今後のバカバカしい展開も、ひとつ広い心で優しく見守ってくだされば幸いです」と呼びかけた。