日頃の生活で最も大切にしていることは?

英会話のGabaは、全国の中高生男女を対象に「日常生活と勉強に関する調査」を実施した。調査は9月4日~9日にかけて行われ、1,000名から有効回答を得た。

最も大事にしていることは「友達」

最初に、日頃生活で最も大切にしていることを聞いたところ、最も多かったのは「友達」(32.1%)、2位は「家族」(27.2%)、3位が「自分ひとりの時間」(25.9%)だった。

男女学年別にみると、男子では学年が進むにつれて「友達」を最も大切とする割合が高まる傾向がみられた。一方、女子は「自分ひとりの時間」を大切にしている割合が男性より高く、高校1年生・2年生では「家族」や「友達」よりも高くなっている。

メディアはテレビよりネット

次に、1日のインターネットやケータイ・スマホでのゲーム、テレビ視聴の時間について尋ねたところ、1日の平均時間は、「インターネットの利用」が164分、「ケータイ・スマホでのゲーム」が105分、「テレビ視聴」が128分だった。テレビ視聴時間よりも、インターネット利用時間の方が上回っていることが分かる。

1日のメディア接触平均時間

英語は社会に出てから役に立つ?

好きな教科と社会に出てから役に立つと思う教科について聞くと、好きな教科の1位は「体育(保健を含む)」(32.5%)、2位は「音楽」(30.0%)、3位は「理科」(26.4%)だった。社会に出てから役に立つと思う教科の1位は「英語」(75.1%)、2位は「国語」(54.3%)、3位は「家庭科」(41.8%)となっている。

中高生は英語を洋楽で勉強

中高生は「英語」を社会に出てから役に立つと思う教科と考えているようだが、学校の授業以外で「英語」の勉強をしている割合について調べると、42.1%が「している」と回答した。具体的な勉強方法としては、「洋楽を聞く」(44.4%)、「英語塾で勉強」(27.1%)、「洋画を見る」(23.3%)などの意見が寄せられた。

学校の授業以外で「英語」の勉強をしている割合

小学校の教科に英語があってほしかったか尋ねると、中高生の同意率(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計、以下同様)は57.1%だった。学年別にみると、最も同意率が低かった中学生でも半数以上の52.0%が同意を示し、学年が進むにつれ高くなる傾向が見られた。