一般社団法人日本マイスター検定協会は、自動車に関する検定試験となる第1回「くるまマイスター検定」の申し込み受付を10月10日(木)より開始する。
日本の基幹産業である「くるま」産業における国内市場の減少傾向は、"若者の自動車離れ"など「くるま」に対する関心の低下が一因と考えられている。同法人は、「くるまマイスター検定」を通じて、より幅広い人たちに「くるま」への興味を抱かせるだけでなく、「くるま」のある生活を楽しむことで、「くるま」文化のさらなる発展や醸成に貢献することを目的として本検定の実施を決定した。
また、本検定開催に伴い、くるまに対する意識調査を実施。この意識調査では、"くるま離れ"が嘆かれる一方で、若年層(10代~20代)をはじめ、76%もの幅広い世代が、くるまを趣味として楽しむ人に対して好感を持っていることがわかったほか、半数以上(55%)の人が、くるまでの印象的なエピソードをもっており、くるまが多くの人々の生活を豊かにしていることが窺い知れる結果となっている。
■"76%"がくるまを趣味とする異性に対して好印象
「くるまを趣味にしている異性への好感度」について調査したところ、好感度が「とても高い」と回答した人が29%、「どちらかといえば高い」と回答した人が47%で、全体の76%が好感度が高いと回答。男女どちらから見てもほぼ差異のない結果で、年齢別にみても30代、40代など他の年齢を上回り20代の約8割が好感度が高いと回答しており、若者のくるま離れと言われる一方で、男女ともにくるまを趣味とする異性への印象は好感触のようだ。
また、「くるまを活用する異性へのイメージ」で一番多かったのは、「アクティブそう」「休日を楽しんでそう」が多く、全体的にプライベートが充実しているイメージが強いようだ。その他、女性から男性を見たときに特に多かった回答が「家族サービスをしていそう」。くるまに乗ることで、公私ともに充実している男性として女性は好意的に見てくれる傾向にあるのかもしれない。
国内唯一の総合自動車趣味検定である「くるまマイスター検定」は、自動車の歴史から最新ニュース、メカニズムや国内外のメーカーに関する知識まで幅広く網羅。くるまに興味のある人なら子供から大人まで幅広く受検できる趣味検定となっている。検定に関する詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。
なお、「くるまマイスター検定」では、テリー伊藤氏やDJのピストン西沢氏、元レーシングドライバーの土屋圭市氏、レーシングドライバーの田嶋伸博氏らが応援団に就任。ここでは、応援団長・テリー伊藤氏のメッセージを紹介しておこう。
「クルマは単なる趣味ではありません。クルマにはドラマがあり、ロマンがあり、文化があります。それを盛り上げ、後世に伝えていくためにも、ぜひこの検定は親子で受けていただきたいと思います」