オリックス自動車はこのほど、カーシェアリング事業「オリックスカーシェア」に人気のハイブリッド3車種を追加すると発表した。2014年3月末までに合計165台を順次導入し、環境性能の高いハイブリッド車の比率を20%以上に高める。

オリックスカーシェアでは、すでに全国で約290台のハイブリッド車を配備している。今年4~6月の利用実績では、ガソリン車とハイブリッド車の2種類を配備したカーステーションにおいて、ハイブリッド車から優先的に利用される傾向が見られた。ハイブリッド車全体の平均利用率は、その他の車種よりも約2割高くなっている。

今回、新たに導入されるのは、トヨタ「アクア」「プリウス」と、ホンダ「フリード ハイブリッド」。いずれも高い燃費性能を誇り、運転もしやすいことから、カーシェアリングには最適なモデルといえる。「フリード ハイブリッド」については、すでに導入しているガソリン仕様の「フリード」の人気が高く、ハイブリッドモデルの要望が高かったという。

3車種追加により、ハイブリッド車は合計5車種に。今後も環境に配慮した安心で快適なサービス、魅力的なコンテンツおよびサービスの拡充に努めるとしている。