マイナビニュース編集部のちょっとした"おふざけ心"から開催してしまった「マイナビニュース杯 第一回 真夏の心霊写真"かもしれない"コンテスト」。投稿作品数45点、総投票数1万4,313票と、当初予想を上回る参加規模となり、担当編集者も少々調子にのってしまったことから、来年の「第二回」開催もほぼ決定な雰囲気になりつつあります。

それでは、予定通り9月30日をもって投稿・投票を締め切りましたので、結果を発表しましょう。

得票数1位、「最多得票賞」はこの作品!!

最多得票賞に輝いたのは、利根川ベテルギウスさんの「病院見学にて」。病院っぽい一室の壁際に、人の顔が浮かんで見えるという一枚で、写真全体にノイズがかかっているあたりもちょっと怖いところです。賞品として「有名神社仏閣お守りセット」をお贈りします。

利根川ベテルギウスさんの「病院見学にて」

実は、真の最多得票作品は担当編集Kの「紙に見捨てられた時、自らの手でウンを掴め」なのですが、内部投稿である"作例"でありますし、予告していた通り賞対象からは外しました。ただ、1位ということで担当編集Kはかなり調子に乗りました。

担当編集K曰く、「相撲に勝って勝負に負けた」

お清め用に編集部が選ぶ、「編集部特別賞」はこの作品!!

編集部特別賞については、審査員の有るのか無いのかわからない"霊感"によって決めたつもりです。この写真を見てから慢性の頭痛・肩こり悪化した、とか、買ったばかりの自転車を一カ月の間に2回も盗まれた(実話)のはこの写真を見たせいだ、といった審査員を担当した編集部員の個人的な理由で3作品を選びました。それぞれ賞品として「盛り塩にも使える"塩"セット」をお贈りします。

編集部特別賞の1作品目は、えるち公さんの「あまちゃん」。じぇじぇじぇ的なタイムリーな話題もあり、トランディショナルな心霊写真の雰囲気もあり、本物だったら本当に怖い写真です。海の事故にはじゅうぶん注意しないといけない、"とでも言うのだろうか……"。

えるち公さんの「あまちゃん」

編集部特別賞の2作品目は、遊Oさんの「石灯籠」。左下の"幽霊"に注目していると、写真中央あたりの"異形の顔"に不意打ちを食らいます。これ、両方ともフォトショった(かもしれない)オブジェクトなんですかね? 異形の顔の方は本当に写ってしまったみたいで凄くイヤです。

遊Oさんの「石灯籠」

編集部特別賞の3作品目は、Mシステムさんの「沖縄のとある離島」。とても気持ち悪いです。「廃墟の公園のベンチ。腰掛ける人影がうっすら。こっちを上目使いで向いてるっぽい。」と投稿コメントにあるのですが、はっきり見えないのに、そもそもベンチに"味"が出すぎていて、身の毛がよだちます。

Mシステムさんの「沖縄のとある離島」

審査と得票の総合力で選ぶ、アドビ提供「最優秀賞」の栄冠はこの作品!!

最後に、最優秀賞の発表です。最終の審査ではアドビさんのリコメンドも含めて、受賞作品を決定させてもらいました。最優秀賞の賞品としては、どどーんと豪華に「Adobe Creative Cloud メンバーシップ12カ月分」をお贈りします。

それでは、最優秀賞の栄誉に輝いたのは、デケデケデケデケ(ドラムロール音)……、terasawa_boさんの「Sadako」に決定っ!!

terasawa_boさんの「Sadako」

手間は使わずソファを使った、軽くスナップ写真撮っただけっすよとでも言わんばかりの軽快なアイデアが秀逸です。絶対に本物の心霊写真では無いであろう、"作り物ホラー"感のある完成度の高さが、万が一"本物"が受賞なんてしたら編集部に"霊障"とかあるんじゃね? と内心ビビる審査員の支持を得た側面もあるでしょう。

来年も"たぶん"やりますよっ

各賞の発表は以上となります。各賞受賞者の方には、近日中に編集部よりプレゼント受け渡しのための連絡メールを送付しますので、確認をお忘れなきよう。("塩"なんかいらないよっ! という方も、一応「不要です(笑)」くらいはお返事もらえるとうれしいです)

今回惜しくも受賞の選にもれてしまった方も、来年の再挑戦をお待ちしています。担当編集者が霊障でごにょごにょしちゃったり、今流行の半沢直樹ばりに会社と対立して出向にでもあわない限りは、来年の夏に「第二回 真夏の心霊写真"かもしれない"コンテスト」を開催する予定です。来年、"そろそろ暑くなってきたなぁ~"という時期が来ましたら、またマイナビニュースにアクセスしてみてください。