マツダは10日から、新型スポーツコンパクト「マツダ アクセラ」の予約販売を開始する。日本メーカーでは初めて、「ガソリン」「ディーゼル」「ハイブリッド」の3種類を同一車種で国内市場に投入するという。
同車では新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ) TECHNOLOGY」や、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を採用。多様化するニーズに対応し、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、そしてハイブリッドシステムの3種類のパワートレインを投入する。ガソリンエンジンは「SKYACTIV-G 2.0」に加え、大幅なトルクアップと約26%の燃費性能の向上を可能にした「SKYACTIV-G 1.5」を新たに採用している。
ハイブリッドシステム「SKYACTIV-HYBRID」は、「SKYACTIV-G 2.0」を新たにハイブリッド専用として開発したもので、モーターとの組み合わせで30.8km/リットル(JC08モード)の優れた燃費性能を発揮するという。
エクステリアにおいては、マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう) -Soul of Motion-」を全面採用。精悍なフェイスで躍動感を追求したデザインとなった。同テーマのイメージカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」をはじめ、新色「チタニウムフラッシュマイカ」「ディープクリスタルブルーマイカ」など全8色を設定。インテリアデザインも、「凝縮感のあるドライバーオリエンテッドな空間と、開放的で心地よいパッセンジャー空間を両立」させたとのこと。走行安全性を最優先に考えつつ、クルマを介して人と世界をつなぐ新カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT」を採用したのも大きな特徴だ。
新型「アクセラ」のラインナップと価格帯は、「アクセラスポーツ」(5ドアハッチバック)が171万1,500~298万2,000円、「アクセラセダン」(4ドアセダン)が171万1,000~205万8,000円、「アクセラハイブリッド」(4ドアセダン)が237万3,000~262万5,000円。全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて予約販売が行われ、11月21日のガソリン車・ハイブリッド車から順次発売されるとのこと。