女優でタレントの杉本彩と作家で医師の米山公啓が8日、都内で行われた、映画『トランス』の公開直前イベントに出席した。

映画『トランス』の公開直前イベントに出席した杉本彩

同作は、『トレインスポッティング』や昨年のロンドンオリンピックで開会式総監督を務めたダニー・ボイル監督の最新作。40億円のゴヤの名画「魔女たちの飛翔」を盗んだまま、記憶を失ってしまったサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)。ギャングのリーダーは、絵の隠し場所の記憶を催眠療法で取り戻させようとするが、記憶への旅には予想もつかない秘密と危険が待ち受けていた――というストーリーで、映画は11日から全国公開。

記憶を呼び覚ます"脳活"として行なわれたイベントに登場した杉本は、「先が読めない不思議なストーリー。トランスになったような不思議な感覚に陥った」と笑顔でアピール。記憶についてのトークでは「ロマンティックな思い出が記憶に無くて、夫に怒られました。ニューヨークで色んな事を誓い合ったらしいんですけど……」と苦笑いで明かし、「悪い思い出ばかり記憶にありますね。香りによって、かつてお付き合いしていた男性の顔を自動的に思い出すこともある」と打ち明けた。

また、人生最高の快感について「求められること」と回答した杉本は、「仕事をしてみなさんに拍手をされたりすると、快感を感じる。もちろん、男性にも求められれば女性として自信が持てる。良い仕事や恋愛は“脳活”に大切なこと」と持論を展開。続けて、「夫から褒められると、気持ち良い~と感じる」とノロけるも、夫に対し「褒める時は褒めるけど、それ以外は追い込んでるかも。けなしてるだけじゃダメですよね」と自省していた。