ひみつきちJが運営するオクゴエ研究所は8日、平均年収1,072万円、1カ月のお小遣い10万円以上のエグゼクティブを対象に実施した「月お小遣い10万円超のライフスタイル」に関するアンケート調査の結果を発表した。
同調査は、2013年9月25日~27日の期間にインターネット上で行われ、20代以上の男女95人から有効回答を得た。
1カ月の読書量について尋ねたところ、「4冊以上」と答えた人が最も多く70%。以下、「4~10冊」が51%、「11冊以上」が19%、「21冊以上」が3%と続いた。一般的な成人が1カ月に読む本の平均冊数は「0~2冊」が72.1%(出版文化産業振興財団「読書実態と意識に関する調査」(2009年度)による)であることから、月お小遣い10万円超えの人は一般人と比べて2倍以上の読書をしていることがわかった。
就寝前にいつもやることを聞くと、「読書」が46%で最多。次いで、「メールやSNSの確認」が20%、「お祈りや瞑想」が11%、「ストレッチ」が8%となった。
また、トイレでいつもすることでも「読書」が40%でトップ。以下、「スマホでメールやニュースチェック」が24%、「何もしない」が24%と続いた。さらに、トイレの平均滞在時間は「3分以上」が44%、「5分以上」も19%に上った。同調査では「忙しい日々の時間の中で、就寝前やトイレ時間も十分に確保し、すき間時間も活用して読書時間に充てている」と分析している。
財布の種類を質問したところ、「長財布」が圧倒的に多く64%。以下、「折畳み財布」が22%、「札と小銭は別の財布」が12%、「使わない」が2%と続いた。長財布と稼ぐ人を結びつける本は複数あるが、月お小遣い10万円超えの人も長財布を使う人が多いことが浮き彫りになった。
女性とラーメン屋に行く時に、何に気を付けているかとの問いに対しては、「女性の食べる速度に合わせる」が31%、「女性が食べきれない分を食べてあげる」が29%、「お店選びを気遣う」が13%、「食べている顔を見ない」が6%。一方、「気にしない」は15%にとどまり、月お小遣い10万超えの人は約8割が"気遣い上手"であると推測できる。
今回の結果についてオクゴエ研究所は、「稼ぐ人の多くが仕事や楽しみのために読書の時間を積極的に生活の中に取り込み、僅かな時間も活用する習慣があると言えそう」と考察している。