歌舞伎役者の中村獅童が7日、都内で行われた映画『マッキー』(10月26日公開)のアフレコ収録に臨んだ。

映画『マッキー』のアフレコ収録に臨んだ中村獅童

本作は、2012年に本国インドで公開され、テルグ語映画として史上ナンバー1のヒットを飛ばしたハイブリッドムービー。ハエに生まれ変わった主人公の男が、愛する女性を守るために自分を殺したマフィアに戦いを挑むというストーリーで、中村はクールでスタイリッシュだが間抜けな悪役のスディーブ役の日本語吹替えを担当する。

本作について中村は「B級感満載で皆さんに楽しんでいただける作品だと思います。インドでナンバー1のヒット作というのも納得だし、ジーンときたり笑えたりと、とてもいい映画ですよ。ハエと戦うという奇想天外な話もいいですね」と大絶賛。アフレコ前には「僕自身、ハエと戦うのは初めて。命がけでハエと戦ってみたいと思います!」と意気込み、「女ったらしの悪役なので、楽しんでやらせてもらいました(笑)」とこの日行われたアフレコ収録に満足げだった。

また、元AKB48の前田敦子と熱愛している同じ歌舞伎界の尾上松也の話題になると「来月(舞台で)一緒なんですよ。この前電話でチラっと話しましたけどね。今度詳しく聞いておきます!」とコメント。また、映画の内容にかけて「ハエになって守りたい女性は?」という質問には「大切な人は守らないといけないと思いますよ」と話し、「舞台も来年の2月まで続くので、そうそう暴れられない。時間を見つけて、皆さんに喜んでいただけるようなことが起きればいいですね」と笑顔を見せていた。映画『マッキー』は、10月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。