ソニーは8日、2013年秋冬の新モデルとして、15.5型ノートPC「VAIO Fit 15E」を発表した。CPUがHaswellこと第4世代Coreとなり、タッチ対応モデルとCore i7搭載モデルを追加。Pentium搭載モデルのカラーバリエーションを含め、計4モデルをラインナップする。
価格はオープン。発売日と店頭予想価格は、タッチ対応でCore i7搭載の「SVF15319DJW」(ホワイト)が170,000円前後、Core i5搭載の「SVF15318DJW」(ホワイト)が145,000円前後で、いずれも10月26日発売。Pentium搭載の「SVF15317DJ」シリーズはホワイトとブラックを用意し(型番末尾にW、Bが付く)、店頭予想価格は105,000円前後。10月19日に発売する。
「VAIO Fit 15E」は、15.5型の液晶ディスプレイを備えるA4スタンダードノート。高輝度液晶の採用や、重低音を実現するスピーカーシステム(S-FORCE Front Surround 3D対応)、NFC内蔵による機器連携の強化などが特徴だ。
Core i7搭載の「SVF15319DJW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4500U(1.80GHz)、メモリが8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.5型ワイド(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8 64bit版。
主なインタフェースはIEEE 802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0+HS、NFC、USB 3.0×2(1ポートは電源オフ時充電に対応)、USB 2.0×2、HDMI×1、SDカードリーダ、ステレオミニジャック×2(In/Out)、"Exmor for PC"CMOSの92万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約7時間。本体サイズ/重量は、W380.3×D260.8×H26.1mm/約2.7kg。
Core i5搭載の「SVF15318DJW」では、CPUがIntel Core i5-4200U(1.60GHz)に変更され、タッチ機能が省かれる。合わせて本体サイズがW380.3×D260.8×H25.1mm、重量が約2.5kgとなる。
また、Pentiumプロセッサ搭載の「SVF15317DJ」は、CPUがIntel Pentium 3556U(1.70GHz)、メモリが4GB(4GB×1)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、ディスプレイが15.5型ワイド(1,366×768ドット)、OSがWindows 8 64bit版。いずれもインタフェースはCore i7搭載の「SVF15319DJW」と共通。
直販のCTOオーナーメードモデルでは、CTO限定色のピンクが選択できるほか、NVIDIAの外付けグラフィックス、ハイブリッドHDDなどの選択が可能だ。最小構成価格は64,800円。
また、2013年夏は店頭モデルで展開していた14型の「VAIO Fit 14E」は、2013年秋冬モデルからCTO限定ラインナップとなった。「VAIO Fit 14E」はホワイト、ブラック、ピンクのカラーを揃え、最小構成価格は59,800円。発売日はVAIO Fit 15Eとともに10月19日。