ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、ラグジュアリー・サルーン「XJ」の最高峰モデル、新型「XJR」の日本仕様を発表した。最高出力550PSの5.0リットルV8スーパーチャージドエンジンを搭載する。

ジャガー新型「XJR」

新型「XJR」は、ジャガーのラグジュアリー・サルーン「XJ」ラインアップの中でトップパフォーマンスを誇るモデル。専用のチューニングを施し、最高出力550PSまでパワーアップした5.0リットルV8スーパーチャージドエンジンを搭載する。0-100km/h加速は4.6秒、最高速度280km/hと圧倒的な性能を誇るとともに、インテリジェント・ストップ / スタート機能により、燃費性能も優れている。

電子制御式アクティブ・ディファレンシャルやダイナミック・スタビリティ・コントロールシステムも採用され、ラグジュアリー・サルーンでありながらスポーツカーとしてのパフォーマンスも発揮する。専用に開発されたエアロダイナミック・スタイリングは、エアインテークが特徴的なフロントバンパーやリアスポイラー、サイドシルなどで構成され、フロントグリルの中央にはレッド・ジャガー・グラウワーバッジ、右下には新デザインの「R」バッジが装着される。軽量な20インチアルミ鍛造ホイールも採用している。

新型「XJR」は、従来の「XJ スーパースポーツ スタンダード・ホイールベース」に代わって導入されるモデルで、これにより、「XK」「XF」に続くジャガーのハイパフォーマンスラインアップ「R」シリーズが拡充される。価格は1,650万円。