iOS 7で、開きすぎた「Safari」のタブをまとめて閉じるには?

iOSに標準装備のWebブラウザ「Safari」は、複数のWebサイトを同時に開いておくことができる。開いたWebサイトの画面は、それぞれ独立した「タブ」として扱われ、閉じても他のタブには影響しない。パソコンを含め、いまやWebブラウザの必須機能と言ってもいいだろう。

Safariで表示できるタブの数は、iOS 6のときは最大8枚だったが、iOS 7では最大24枚にまで増加している。しかし、タブは慣れるとついつい開きすぎてしまうもの。気がつけば24枚目前、1枚1枚閉じるのにひと苦労、というシチュエーションも大いにありうる。

そんなとき便利に使えるテクニックが、「プライベートブラウズ」の応用だ。同機能を有効にすると、その時点で開いているタブの扱いを質問されるので、「すべて閉じる」と答えればタブをまとめて閉じることができる。プライベートブラウズ自体はiOS 6以前から存在する機能だが、iOS 7のSafariではタブ一覧画面からすばやく機能を有効化できるので、『設定』の画面からしかオン/オフできなかったiOS 6のときと比べると格段に利用しやすくなったのだ。

なお、プライベートブラウズモードへ入る前にまとめて閉じたタブはアクセス履歴に残るため、あとで必要になった場合にもブックマークの履歴項目から開き直すことができる。ただし、プライベートブラウズモードで開いたタブは履歴に残らないため注意しよう。