現役高校生が審査員を務めるお笑いコンテスト『第11回MBS漫才アワード』(MBSテレビ)の2次予選がこのほど、大阪市内で行われ、吉田たち、プリマ旦那、アキナ、GAG少年楽団、和牛、タナからイケダ、女と男、かまいたち(予選通過順)の8組が決勝進出を決めた。

「MBS漫才アワード」決勝進出を決めた吉田たち、かまいたちら8組

今年の大会には213組がエントリー。2次予選には1次予選を勝ち抜いた30組が出場し、50名の高校生審査員が採点を行った。各審査員の持ち点は最高5点で、合計の満点は250点。230点を獲得した1位の双子兄弟コンビ・吉田たち以下、僅差を争う戦いとなり、6位のタナからイケダは205点、7位の女と男は204点、8位のかまいたちは203点と、わずか1点差の激しいデッドヒートを繰り広げた。

トップ通過の吉田たちは、結成7年目にして初の決勝進出。兄のゆうへいは「賞レースの決勝に出るのは初めて。ホッとしてます」と笑顔。弟のこうへいは「(ほかの決勝進出者が)先輩ばかりなので、胸を借りるつもりで楽しんで漫才ができたら」と決勝にかける意気込みを語った。

そんな吉田たちに闘志を燃やすのが、8位通過のかまいたち。結成10年目で決勝進出は5回目となるだけに「今回こそは優勝したい」と悲願を語る濱家が「ネタもどんどん作ってるし、力もある。優勝を狙える怖いコンビ」と吉田たちを評価してみせる一方、山内は「この大会では、予選1位通過したコンビは1回も優勝してない。そういうことです!」とオトナげない攻撃で牽制し、笑いを誘っていた。なお、決勝戦は11月4日、藤井隆、宇都宮まきの司会で生放送される。