トヨタ自動車は7日、東京ビックサイトなどを会場として、14日から18日の期間に開催される『第20回 ITS世界会議東京2013』に出展すると発表した。

同会議では、日本の各地域での官民連携による取り組みや、メガシティ東京ならではの実証実験の成果などを発信。同社は、人とクルマと街がつながることで実現されるスマートモビリティ社会において、「協調型ITS」「次世代都市交通システム」「エネルギーマネジメント」「次世代テレマティクス」の4領域での取り組みを紹介する。

「協調型ITS」では、日本国内でサービスが開始されたITSスポットや、高速道路における車車間通信等を利用した次世代の高度運転支援技術などを含めた、交通事故ゼロの社会を目指す取り組みを紹介。

「TOYOTA i-ROAD」のコンセプトモデル

「次世代都市交通システム」では、交通サポートシステム「Ha:mo」(ハーモ)、シェアリング車両「コムス」「TOYOTA i-ROAD」など、ストレスフリーな交通社会構築に向けた取り組みを紹介。

「エネルギーマネジメント」では、低炭素社会システム構築に向けた豊田市実証プロジェクトについて、EDMS(Energy Data Management System)利用したエネルギー分析や、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」の環境性能と非常時の電力供給V2H等を映像で紹介。

「次世代テレマティクス」では、車両の位置や走行データなど、トヨタスマートセンターに収集された車両情報を自治体・企業向けサービスとして提供する「ビッグデータ交通情報サービス」や、スマートフォン向けサービス「smart G-BOOK」を紹介する。