電気通信事業者協会(TCA)は10月7日、2013年9月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数は先月と同じくソフトバンクが21カ月連続の首位となった。続く2位、3位も8月と同じくKDDI(au)、NTTドコモの順だった。

ソフトバンクは27万700増で、累計契約数は34,06万5,600契約で、27カ月連続の純増20万超えとなった。2位のKDDI(au)は23万2,700増で、累計契約数は39,04万5,200契約となった。3位のNTTドコモは6万6,800件の純減で、累計契約数は61,77万2,000契約となった。3社はともに9月20日に新型iPhoneを発売しており、今回発表された携帯電話契約数は、同モデルの数字も含まれる。ドコモは初のiPhone取り扱いとなり、純増数増が期待されたが、約7万件の純減となった。携帯電話全体としては43万6,700増で、累計契約数は1億34,88万2,800契約となった。

グループ 純増数 累計
NTTドコモ -66,800 61,772,00
KDDI(au) 232,700 39,045,200
ソフトバンクモバイル 270,700 34,065,600
携帯電話総計 436,700 134,882,800

なお、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービスについての純増(減)が含まれる。

グループ 純増数のうち
プリペイド契約 通信モジュール
NTTドコモ -26,100 8,500
KDDI(au) -1,600 3,600
ソフトバンクモバイル -9,300 66,700

PHSではウィルコムが4万1,500増で、PHS全体では累計531万300契約となった。無線ブロードバンドサービス(BWA)については、UQコミュニケーションズが1万200増で、累計427万5,000契約となった。

グループ 純増数 累計
ウィルコム 41,500 5,310,300
PHS総計 41,500 5,310,300
グループ 純増数 累計
UQコミュニケーションズ 10,200 4,275,000

(記事提供:AndroWire編集部)