東京都中央区京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター・大ホールで、世界視聴覚遺産の日を記念する「伝説の映画コレクション」が開催される。開催日時は、11月2日~3日、11時30分から。料金は一般500円、高校・大学生・シニア300円、小・中学生100円。障がい者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料。
重要なコレクションを精選して上映
同イベントでは、明治大正期に作られた初期日本映画や海外の無声映画、日本映画社が戦中にインドネシアで製作した文化映画など、早稲田大学演劇博物館が収集した映画フィルムコレクションから上映する。同時に関連の研究講演会も行われる予定。
上映作品は、『松王下屋敷』(1910、吉澤商店)、尾上松之助主演『雷門大火 血染の纏』(1916、日活京都)、駒田好洋旧蔵のドイツ映画『闇の力』(1924、コンラート・ヴィーネ監督)、柳川春葉の新聞連載小説を原作とした『生さぬ仲』(1916、小林商会)、太平洋戦争末期に日本映画社ジャカルタ製作所が製作した『蒔かざれば』(1944)、『驟雨』(1944)など。