米歌手のブリトニー・スピアーズの新曲「ワーク・ビッチ」のミュージック・ビデオが、イギリスのテレビで放映禁止になったことが明らかになった。
同曲でブリトニーは「ビッチ」(メス犬)という放送禁止用語を19回も連発しているだけでなく、その言葉をネオンで強調するような視覚効果や、ダンサーたちがムチで打たれたり、SMのボンテージ姿で登場するなど過激な表現が目立つことから、イギリスのテレビ各局では夜の10時以前の放映は不適切だと判断された。
イギリスのテレビ界は、ブリトニー側に昼間の放送でも流せる「修正バージョン」を求めているものの、現時点でブリトニーの関係者はそういった配慮を見せていない状況だという。ある関係者はデイリー・ミラー紙に「オンライン上では大人気になっていますが、正直テレビではちょっと過激すぎますね。(イギリスのテレビ局である)ザ・ボックスやMTVは手詰まり状態ですよ」と明かしている。
ただ、そんなブリトニーが発表予定の通算8枚目となる新作アルバムには「ワーク・ビッチ」のようなセクシーな曲ばかり収録されているわけではなく、リアーナやデヴィッド・ゲッタ、フロー・ライダーらとのコラボで知られているシーアと手がけ、人生について歌い上げた感動的なバラードの「パフューム」なども含まれている。
先の関係者は「『パフューム』はとても個人的な曲で、非常に感動的です。今回の作品はブリトニーが完全に共同作曲した初めてのアルバムなんです。彼女の感情や人生経験を込めた作品で、自分でもとても誇らしく思ってるんですよ」と続けている。
Britney Spears - Work B**ch
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