LGエレクトロニクス・ジャパンは10月7日、ロボット掃除機「HOM-BOT(ホーム ボット) スクエア」の新モデル「VR6270LVMB」を発表した。発売は10月中旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は79,800円前後。

「HOM-BOT スクエア VR6270LVMB」

円形デザインが一般的なロボット掃除機市場で、部屋の角でも高いゴミ除去率を発揮するように四角形に近いフォルムが採用されたHOM-BOT スクエアの新モデル。2013年3月に発表された従来モデルからの進化点としては、カーペット専用の回転ブラシが追加された点。これにより、カーペットに絡まったホコリ、糸くず、髪の毛などに対するゴミ除去率が、標準の回転ブラシより約30%向上している。

また、ボディに高級感を演出する光沢塗装と、UVコーティングが施されている。これにより、外観の美しさ、キズや汚れの付きにくさを実現している。

部屋の角での高いゴミ除去率も健在。四角形に近いフォルムのほか、同社製の丸形ロボット掃除機より約1.5cm長い側面回転ブラシの採用により、部屋の角でのゴミ除去率は丸形に比べて89%も高い。また、LG独自の空間認識技術として、本体上部と下部にカメラセンサーを搭載する「デュアルアイ 2.0」を採用。毎秒30枚撮影が可能な上部カメラによるマッピング情報の生成、および動いた距離を認識する下部カメラの2つにより、空間の形状を把握する。障害物検知には、超音波センサーを3箇所に採用。広域かつ立体的な空間認識が可能で、障害物との衝突を回避しやすい。

掃除モードは、従来モデル同様に「ジグザグモード」「空間拡張モード」「マイスペースモード」などを利用可能。

「ジグザグモード」

「空間拡張モード」

「マイスペースモード」

主な仕様は、ダストボックス容量が0.6L、運転音が約48dB、バッテリーが約500回以上の充電が可能なリチウムイオン充電池となっている。バッテリー容量は1,900mAhで、充電の所要時間は約3時間、掃除時間は最長で100分(床面材質などにより異なる)となっている。

本体サイズはW340×D340×H89mm、重量は3kg。