ソフトバンクの孫正義社長は7日、ヤフーの新戦略発表の場に登壇し、信用情報誤登録などの件について謝罪した。孫社長は「ご迷惑をおかけして申し訳なかった」と話したが、ソフトバンクモバイルとは無関係な場として、詳細は語られなかった。
ソフトバンクの誤登録問題は、スマートフォンなどを分割購入した際に、割賦支払いを毎月行っているにもかかわらず、支払いをしていないものとして信用調査会社に情報を送信していた、というもの。割賦の支払いが行われなかったことが信用情報として記録されるため、クレジットカードやローンの申し込みなどが行えなかった可能性がある。
Yahoo! JAPANの「ストアカンファレンス2013」の基調講演に登壇した孫社長は、今回の問題が発生してから初めて公の場に顔を見せたとあり、第一声が注目されたが、簡単な誤登録問題の説明と謝罪を行っただけだった。
また、バッテリー機能付きワンセグチューナー「TV&バッテリー」で2件の発火事故があり、使用中止と商品回収も発表され、この件に関しても謝罪したが、こちらも詳細は語られなかった。
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