お笑い芸人の桜塚やっくん(享年37 本名:斎藤恭央さん)が5日に交通事故で亡くなったことを受け、ものまねタレントのコージー冨田が6日、オフィシャルブログを更新し、桜塚やっくんとの思い出をつづった。
コージーは、「やっくんとの思い出」と題し、「山梨の番組で一緒になった。まだコンビでやってて私が『目があゆに似てるね』って言ったら"はじめて言われましたよ~"って言ってた」と振り返った。その後、桜塚やっくんはお笑いコンビ・あばれヌンチャクを解散し、「スケバン恐子」として、日本テレビ系の『エンタの神様』をはじめ、数々のバラエティ番組に出演。しかし、コージーは「男なのにかわいいな~と思っていた。見るとネタも面白い」とそれが同一人物であるとは気づいていなかった。
ある日、2人は日本テレビ系の特番の収録で再会する。休憩時、"スケバン恐子"に「コージーさん、お久しぶりです!」と話しかけられるも、「え?」と戸惑うコージー。「あばれぬんちゃくです!」とかつてのコンビ名を聞き、「あっ あーあ~本当だ!! 山梨で一緒だった子だ!!」と当時の記憶が結びついた。「久しぶりだね~、エンタ見てるよ!!」と声をかけると、桜塚やっくんは「ありがとうございます。僕コージーさんに目があゆに似てるねって言われてこのキャラやろうって思ったんです!」とスケバン恐子の誕生秘話を明かした。
これには、「マジで!? ていうかそんなこと言ったことも全く記憶になかった」と驚き、「それならさぁ、今度俺のライブ、ゲストで出てよ!」と出演をオファーしたところ、「ありがとうございます、もちろんです」と快諾。そこから2人の付き合いがはじまった。コージーは、「一緒によく飲んだ。一緒にクイズやった。一緒になぞかけもやった。一緒にうたばんも出た」と振り返り、「本番の時、竹刀で突っ込まれたけど、やっくんのテンション上がりすぎててちょっと痛かった やっくん監督の映画も出してもらった。美女men、みんな可愛かった。やっくん主催のバンドライブも司会で出た。音楽のことはよくわからないが…楽しかった」と思い返した。
コージーは、「正直 まだ受け止めきれていない みんなで私を騙そうとしているのではないか? しかし昨日も今日もニュースになっているということは、残念ながら事実のようだ。突然のことだったので自身も気がついていないのではないだろうか。まだまだやりたいことがたくさんあったと思う」と心境を吐露。この日のブログを、「やっくん…いままでありがとう。安らかにお眠り下さい」と結んだ。