女優の桐谷美玲が5日、東京・渋谷区の青山劇場で、舞台『飛龍伝21~殺戮の秋~』の初日会見に出席した。

舞台『飛龍伝21~殺戮の秋~』の初日会見に出席した桐谷美玲

つかこうへい作の同舞台は、学生運動を舞台に若者たちの青春を描く作品。夢と希望を抱いて上京した神林美智子(桐谷)は、全共闘作戦参謀の桂木(中河内雅貴)と出会い恋に落ちる。闘争が激化する中、全共闘の委員長に祭り上げられてしまった美智子は、機動隊員・山崎(神尾佑)の部屋に潜入することになる――というストーリーで、舞台は20日まで同劇場で公演予定。

会見には桐谷のほか、キャストの神尾佑、中河内雅貴、細貝圭、広海深海、橋本汰斗が出席。主演の桐谷は「今まで一生懸命に稽古をしてきたので、楽しんでやりたい。熱い仲間と熱い芝居をやっているので、観たら胸に刺さると思う」と胸を張り、これまで広末涼子、黒木メイサらが演じてきた役柄の7代目を務めるにあたり、「プレッシャーだけど、私の出来る事をやろうと頑張っています」と意気込んだ。

また、中河内が「桐谷さんが歌って踊っている姿を生で見れる。犯されてるところも……」とニヤけ顔でアピールすると、深海は「歌ってる声がアニメ声でメッチャ可愛い!大人の艶が出てて女っぽい」と称賛。続けて、広海に「陰険なシーンがとても上手。本当に陰険に見える」と言われ、神尾からも「掴みかかってくるシーンは本当にガラが悪い」と絶賛された桐谷は苦笑い。また、稽古中を振り返った深海も「一人だけ女性だけど、地べたとかに寝ちゃう。オカマの私たちより男らしいわ」と暴露して笑いを誘っていた。