「win-win」という言葉が、ビジネスシーンで使われるようになってから久しいですが、一方で、最近はあまり口にしないという方もいるようです。そこでマイナビニュース会員の方に、「win-win」という言葉がどのくらい使われているのか、アンケート調査を実施してみました。
Q.「win-win」という言葉を使っていますか?
よく使っている 1.8%
使っている 6.0%
あまり使っていない 31.6%
使っていない 60.6%
■使っている人の意見
よく使っている
・「顧客との打ち合わせでよく使います」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「相手方との折り合いをつけるとき」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「自分にも相手にもメリットがあるとき」(29歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
使っている
・「使っているけど、書類上だけで、会話にはあまりないです」(26歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「打ち合わせで若手がよく使う」(32歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「契約のときや研修の説明のとき」(31歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「プロジェクト計画を立てているとき。顧客も自分もいい思いをできる計画を立てて説得力を持たせるために使っています。実際にwin-winになることはほぼありませんが…」(33歳男性/情報・IT/技術職)
■意味は?
「win-win」とはお互いに有利になり、お互いに得となる状態をあらわす言葉で、「win-winの関係」、「win-winの実現」という表現に用いられます。ただしマイナビニュース会員の方の意見によると、「win-win」という言葉は書類上だけで会話にはあまり使われないようです。また説得や説明時には使うという意見も見られました。「win-win」という言葉は会話上で使うビジネス用語というよりも、PRや説得材料として使う言葉、説明に用いる言葉ととらえておいた方がよいかもしれません。
ちなみにマイナビニュース会員の方で、「win-win」を使うと答えてくれた方は7.8%でした。「win-win」は比較的、認知度が高いビジネス用語ですが、実際に口にして使っている方は少ないようです。一方で説明シーンや書類上ではまだまだ見かけることが多いのも「win-win」。使わないまでも、意味だけは覚えておいた方がよいかもしれませんね。
調査時期: 2013年8月26日~2013年8月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性215名 女性285名
調査方法: インターネットログイン式アンケート