熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「矢部浩之と青木裕子がおめでた報告。“イタイ夫婦”全開!」【スッキリ】

矢部が「結婚してからすぐに我が子を授かり、本当にうれしい限りです。妻も頑張っているので、自分も世界一優しい夫になるつもりでフォローしていきたい」と話せば、青木は「現在妊娠5カ月で、安定期に入りました。幸いここまでの経過は順調です。不安もありますが、とても頼もしい主人に支えられています」と報告。2人とも待ち望んでいた妊娠だけに、喜びいっぱいの発表となった。

矢部夫妻と言えば現在、イタイ夫婦トークが一部で話題を呼んでいる。青木「『行ってらっしゃい』のチューだけじゃなくて、『行かないで』のハグも毎日やるじゃん」、矢部「そやなあ、オレの腰を後ろからロックしてな、しばらく離してくれへん」。青木「私、一緒に入るのはイヤだけど、パパロン(矢部)がお風呂に入るところは見ていたい」、矢部「カッコイイみたいですね。お風呂に入る様も。トイレも見たいねんて。オレにホレてるから。オレの全てを見ておきたいんやろ」、青木「うん」。矢部「本当にオレは幸せものや」、青木「最近はお食事会や飲み会にも連れて行ってくれるからすごくうれしいんだよ。『お嫁さんなんだなあ』って実感できるから」。矢部「なあ、オレをカッコイイと思う部分はないの?」、青木「いつもカッコイイからなあ」。もう恥ずかしさなんて“ナイナイ”なのだ。やべっち、変わりすぎ。

一方、加藤浩次は、相方の岡村隆史に言及。「『恋愛したい』とか言いながら細かい。ちょっと短いスカートを吐いてたら『あいつはアカン』ですから。考え方が中学校2年生なんですよ」とバッサリ。

●「獅童vs海老蔵の『アゴ・ハゲ論争』とは」【ノンストップ】

この日は中村獅童が生出演。「若いころですけどね。共演者のみなさんと食事に行くことがあって、(僕も市川海老蔵も)熱い男ですから酔いが回ると言い合いになって。お互い『アゴ!』と『ハゲ!』しか言わなくなって、後輩が困り果てているんです。最初は演技の話をしてるんだけど、だんだんお互い言うことがなくなって……」と笑う獅童。海老蔵について、「稽古場が一緒なんですけど、用もないのに楽屋に入ってきて、写真も勝手に撮るし、盗撮ですよ。それでブログにアップする」と苦笑い。すると、海老蔵がVTRで登場し、「オレね、ハゲてないんですよね。ハゲている人に失礼でしょ!」とやり返す。さらに「(獅童は)幼いころから20代までは大人しい人だった。背筋を伸ばしていて、アゴだけ出ていた(笑)。ある日、酔っ払っている姿を見た勘三郎さんから『大人しくする必要はない。そのままでいけ』と言われて、日常から酔っ払いはじめた」と茶化しながらエピソードを披露。

最後に獅童は、「全裸で日焼けマシンに入っているところに、『みきひろ~』と言ってドアを開けてくるんですよ。『誰だ、オレの本名を呼ぶやつは?』と思ったら彼(海老蔵)」と明かした。裸のつき合いをするほど仲よし、ということか。女性ゴシップの質と量も似ている。

●「みのもんた次男、再逮捕へ。父は強気の発言を連発」【ノンストップ】

コンビニATMで他人の預金を引き出そうとした窃盗未遂に続き、カバンを盗んだことによる再逮捕。「家族とはいえ、もう30過ぎた男の一つの別の人格者でございます」と語り、報道番組出演を自粛している父・みのもんたの胸中はいかに……。

ただ、出演継続しているラジオ番組では、「番組を降りるつもりはないし、これは続行してもいいんじゃないかと思いました。いろんな方がいろんな意見をおっしゃってる。『なるほどな』と思いました。もしご自分が私の立場に立ったときは、どうなのかなと思いながら、これからはおしゃべりになった方がいいですよ』と思いました」という強気の発言で物議を醸している。さらに、辞意を表明したプロ野球DeNAの中畑監督に、「歯を食いしばってでも頑張ってもらいたいね。私のように」と上から目線でアドバイス。制作サイドも怖くてバラエティくらいしか出せないだろう。

●「アラフィフでW浅野が復活! 劣化しない方法とは?」【ノンストップ】

現在53歳のゆう子と52歳の温子。2人の共演でトレンディドラマの火付け役になった『抱きしめたい!』は、平均視聴率18.5%の大ヒットだった。1988年の放送時2人は27歳だったことに、「すごく大人な女性のイメージだったんですけど」と設楽統は驚く。確かに、現在の姿とそんなに変わっていない気がする。おそるべきアンチエイジングだ。

ここで番組は2人へインタビュー。ゆう子が「浅野温子の芝居に影響を受けましたね。『こんなことしてもいいの?』と。変顔をやり出した女優は私たち」と胸を張ると、温子が「そこはあんまり誇るところじゃない」と笑顔でピシャリ。しかし、ゆう子もひるまない。「誇るところだって。『女優なのにそんな顔してもいいんですか』ってところまでできちゃった」と話すと、温子は「お互いがお互いに影響し合っていたね」と笑う。

続けて、「25年経って劣化してしまったものを克服する方法は?」と失礼な質問をされても2人は笑顔。温子は「垂れるものは垂れるんですよ。無理にどうにかしようとするんじゃなくて、受け止めてゆっくり自分の身体と向き合って、自分の気持ちの良いところを探すことを大事にしないといけない」、ゆう子「その通りですね。抗ってはいけない。抗うほど、余計に負担がかかってきますから。受け入れられる自分でいるべき」と全く動じない。新たな作品での共演も見たい。

●「米倉涼子のデート相手は? 所属事務所が真相を語る」【ノンストップ】

これまで市川海老蔵、岡本健一らと「結婚の話が持ち上がっては消える」恋多き女・米倉。先月中旬の夜、「男性とタクシーから降りると、恋人つなぎで仲よく歩き、コンビニで買い物をして米倉の自宅に入っていった」という報道があった。相手の男性は、3歳年下のイケメンで情報誌の編集者。1年前にも目撃談があった男性だけに、「熱愛続行か」という声が強いが、米倉の所属事務所はこれに反論。「彼女はお酒が入ると手を握ったり、男女構わずハグするのは普通のこと。そういう子なんです。ただの飲み友達でしょう」と分かるような、分からないようなコメントだった。“そういう子”扱いでいいのか米倉涼子!


●「高島彩が第1子妊娠。ゆず北川悠仁も大喜び」【とくダネ】

高島が所属事務所を通じて、第1子を妊娠していることを発表。現在6カ月で来年2月中旬に出産予定、仕事は「体調と相談しながらできる範囲で務めさせていただきます」としている。

これを聞いた小倉智昭は、「すぐ悠仁に電話したんですよ。そしたら『早いっすね~。大事に育てます』と言っていた」とエピソードを披露。何とも薄味のコメントしか引き出せないのはキャスターとして残念だが、アーティストが大好きな小倉らしいフライングゲットだった。

高島は5日19時~の生放送特番『20周年めざましテレビ・夜の大同窓会』に出演するため、何らかの発言があるかもしれない。

●「浅野ゆう子が『結婚できない理由』とは?」【ノンストップ】

昨年4月にくも膜下出血で倒れた田宮五郎を見舞う姿がたびたび目撃されていた浅野。田宮は今年2月に退院し、現在は浅野と一緒に暮らし、結婚を考えているという。しかし、浅野にはすぐに結婚できない事情があった。それは、女手ひとつで育ててくれた母の反対。当初、母は田宮との交際に賛成していたが、「回復しなければ、娘は死ぬまで苦労する」と態度を一変させたらしい。

浅野にしてみれば母は、幼いころに礼儀マナーを授け、芸能界を目指すことを決めると、ピアノと歌のレッスンや歯科矯正などを施してくれた大恩人。東京と神戸を往復しながら芸能活動を支え続けてくれていただけに、母の反対を押し切るわけにはいかないのだ。

一方、浅野の所属事務所は、「結婚はまだありません」とコメント。浅野53歳、田宮46歳であり、田宮はリハビリに奮闘中だけに焦ってすることもなさそうだ。浅野がドラマ以外でウェディングドレス姿を披露する日は来るのか?

●「菊川怜は結婚できにくい? 小倉がお約束の暴言」【とくダネ】

日本結婚相談所連盟の仲人161人に対して行ったアンケートが発表された。「キレイ系より、カワイイ系の方が結婚しやすい(90%の仲人)」「控えめで目立たない人より、意志の強い美人の方が結婚は決まりにくい(68%の仲人)」など菊川には耳の痛いデータが並ぶ。

そして話題は、菊川が結婚できない理由になり、「意思の強い美人と渡り合える男性が少ない」「95点の女性は、98点以上の男性を求める」などと分析され、さらにわざわざ「男性は高収入の方が結婚しやすい」というデータを紹介。これを見た小倉智昭は、「いまだにそれを求めているの? 高学歴で金を持っていて……」とニヤニヤ。すかさず菊川は「小倉さんはキャスターとして真実を言うべきですよ!」と猛反論。その目は笑っているような、いないような。コメンテーターたちも菊川をフォローしたり、しなかったり。生放送でこれだけイジってもらえる女性キャスターは彼女くらいだ。


先週末は前田敦子の熱愛ですっかり忘れられていたが、フジテレビの『アゲるテレビ』が、わずか半年の放送で終了した。放送前にMCの大塚範一キャスターが病気休養するなど厳しいスタートとなり、視聴率も大苦戦。テコ入れで起用された軽部真一アナも全く起爆剤とならず、ニュースにすら取り上げられないまま、ひっそり幕引きされた。

現在は2時間ドラマが再放送されているが、これで関東エリアの民放は、『ミヤネ屋』以外全て再放送になった。やる気がないのは残念だが、「リスクをかけて昼間の少ない視聴率を取り合っても仕方がない」という気持ちも理解できる。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。