イオンフィナンシャルサービスの子会社であるイオン銀行は3日、みずほ銀行とATM分野における戦略的提携を行い、12月を目処にATMサービスを拡充すると発表した。
同社は2007年より、イオン銀行ATMを全国のイオンやマックスバリュなどのイオングループ店舗を中心に設置(全国3654台、8月31日現在)を進めてきた。イオン銀行ATMでは、365日いつでも利用可能なイオンカードセレクトやイオンバンクカードによる取引の他、電子マネー「WAON」のチャージやポイント交換など、多彩な機能を活用できるという。さらに、提携金融機関の拡大や平日日中無料提携の推進を図り、顧客の利便性向上に努めきたとしている。
同提携により、イオン銀行ATMではみずほ銀行のカードを利用時の手数料が平日日中無料となる。また、引出し、振込に加え、新たに預入れのサービスも開始するという。
さらに、現在イオン銀行ATMで利用できる金融機関のカードに加え、みずほ銀行と提携している金融機関の40のカードが利用できるようになるという。これにより、すべての都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫のカードなど、約600の金融機関のカードが取扱可能となり、顧客にとってますます便利なATMになるとしている。
同社は同提携による利便性向上を受け、ミ二ストップなどのイオングループ店舗に加え、空港・駅などグループ外施設へのATM設置も一層推進していくとしている。
今後も、安心で便利でお得な金融商品・サービスの提供に努めていくとしている。