環境省は、地球温暖化防止のため"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"ビジネススタイルとして「WARM BIZ(ウォームビズ)」を呼びかけを実施。11月1日から3月31日までをウォームビズ期間として設定している。
WARM BIZで、消費エネルギーは約2割削減
WARM BIZは暖房に必要なエネルギー使用量を削減することにより、CO2発生を削減し地球温暖化を防止することを目的としている。WARM BIZが提案するオフィス室内温度は20℃。冬季の暖房時、オフィスの室温を23℃から20℃にすることで、主な暖房設備の消費エネルギーは約2割削減できるという。
2005年から進めている同取り組みだが、今年度は更にもう1つ、楽しく、温かく、快適に過ごすためのアイテムやアイディア、アクション等をプラスして訴求する「WARM BIZ + ONE」(ウォームビズ・プラス・ワン)というテーマを設定した。企業・団体が提案する「プラス・ワン」を公式WEBサイトの特設ページ等で紹介するほか、一人ひとりがもう1つアイディアをプラスして、ライフスタイル全般で「ウォームビズ」の取組が更に広がるよう呼び掛けていくという。
WARM BIZのポイント
WARM BIZのポイントは、室温20℃を"働きやすく暖かく格好良く"過ごすことで、効率的に体感温度を保つウエアを取り入れることも大事。機能性下着を着用するほか、ニットベスト・セーター・カーディガンなどの重ね着で、体感温度は大きく上がる。
首の体感温度を高めるためのアイテム「ネクタイ」は、ウールタイなど素材選びもポイント。ネクタイを高い位置で締められるピンホールカラーのシャツを使用することで、更に保温効果が高まる。また、フォーマルの印象が強いアスコットタイはオフィス使いにも適しており、首まわりの保温にも有効とのこと。詳細は特設WEBサイトへ。