ダイハツ工業は3日、トールワゴンタイプの軽乗用車「タント」をフルモデルチェンジして発売した。価格は117万円~175万1,000円。

「タント X "SA"」

「タントカスタム RS "SA"」

今回のフルモデルチェンジでは、「ミラ イース」で培った低燃費や低価格という軽自動車の本質をベースに、車両特性に合わせた付加価値として、使い勝手と開放感を追求したとのこと。

主な特徴は、助手席のスライド幅を従来比10cm拡張して38cmのロングスライド化を実現し、同車の特徴であるミラクルオープンドアの使い勝手を向上。また、広さを感じるポイントにこだわり、前頭部からフロントガラスまで距離を12cm、前席の頭上から天井までの距離を2cm延長し、広々とした開放感を実現している。

そのほか、外板樹脂化による空力性能の進化や歩行者保護性能の向上、足回りの改良や登坂変速制御の採用などによる基本性能の向上、ミラクルオープンドアへのピラー内蔵やスマートアシストを全グレードに設定するなどの安全装備の向上、28km/Lの低燃費を実現して全車エコカー減税「免税」レベル達成、といった特徴を持つ。

「タント X "SA"」サイド