10月5日より公開される映画『ランナウェイ/逃亡者』の公開直前イベントが2日、都内で行われ、タレントの小森純、お笑い芸人の猫ひろしが出席した。
インターネットオークション「ペニーオークション」で商品を落札したと虚偽の投稿をブログ上に掲載して問題となり、テレビ番組の出演などを自粛していた小森純。この日は小森が「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と改めて謝罪。「しっかりと筋を通すことが大事だと思いますね。それは芸能界でもどの世界でも一緒。色んな筋を通しながら生きているので、人ぞれぞれの筋の通し方があるのかなと思います」と言葉を選びながら、「今は有難いとしか言えないです。本当に色々と考えました。"引退かな~"とも考えましたし、支えてくれたファンの方には感謝しかないです。これからは一生懸命頑張り、ゆっくりでいいから、しっかりと活動しながら感謝を伝えたいと本当に思いますね」と時折言葉に詰まりながらも、再出発に新たな決意をにじませていた。
名優ロバート・レッドフォードが『大いなる陰謀』以来、5年ぶりに監督と主演を兼任した本作。過去に指名手配されて名前を変え、弁護士として暮らしていたR・レッドフォード演じる主人公が、昔の仲間の逮捕をきっかけに再び逃亡するというストーリーだ。本作について小森は「家族とか仲間を守るために自分の潔白を晴らさない。辛い人生を歩むことを分っていても、守りたいという絆が深くて感動しました」と感想を。一方の猫ひろしも「僕にも娘がいるんですけど、最後まで見ていて主人公が娘と分かり合えるのか気になりました。主人公がずっと逃げているので、どうなるかと映画に出てくる記者と同じ目線でハラハラ見ていましたよ」と話していた。映画『ランナウェイ/逃亡者』は、10月5日より新宿武蔵野館ほかで全国公開。