女優の榮倉奈々が、2014年夏公開の映画『わたしのハワイの歩きかた』で主演を務めることが2日、明らかになった。
同作は、『婚前特急』(2011年)などで知られる前田弘二監督がメガホンを取り、オリジナル脚本で製作される作品。ハワイ・オアフ島で出会った男女4人が、飲んで騒いでと夜な夜な盛り上がりながら、本当の幸せを見いだすまでを描く。9月10日にハワイでクランクインし、10月中旬に同地でクランクアップ。2014年1月の完成を予定している。
榮倉が演じるのは、恋も仕事もそこそこ順調な26歳の雑誌編集者・小山田みのり。ハワイで挙式を行う友人から2次会の準備を任されることになり、単身ハワイに旅立つ。そこで、出会ったのがハワイ在住の吉村アカネ(高梨臨)。「夢はお金持ちと結婚すること!」と豪語しながら夜な夜なパーティーに繰り出すアカネの影響を受け、みのりもハワイの夜にはまっていく。そこに、実業家・鎌田勉(瀬戸康史)、大富豪の息子・阿部知哉(加瀬亮)が加わると物語は急展開し…。
「ハワイはすごく好きな場所です」と語る榮倉は、「まさか、海外初の映画の撮影を大好きなハワイでさせていただくとは思っていなかったので、とてもうれしいです」とコメント。「いろいろプレッシャーや不安はあります」と言いながらも、「ハワイの空気と太陽、そして共演者のみなさんに助けてもらいながら乗り切ろうと思っています」と意気込んでいた。
また、共演の高梨は初のハワイに「何日かいるうちにハワイの空気に染まっている気がします」と早くもその魅力にはまっている様子。「とてもすてきな作品にしたいと思います」と意欲を見せ、「わたしたちの人間性や関係性もとても面白いので、楽しさをみなさんに伝えられるように頑張ります!」と語っていた。