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厚生労働省は、初開催となる「イクメン企業アワード2013」の受賞企業を決定した。初代グランプリには花王と医療法人社団三成会の2社、特別奨励賞として5社を選定した。

グランプリ2社と特別奨励賞は5社を選定

「イクメン企業アワード」は、育児を積極的に行う男性=イクメンを応援する「イクメンプロジェクト」の一環で、男性労働者の育児参加を積極的に促進しつつ、業務改善を図る企業を表彰する制度。グランプリは、特に他の模範というべき取り組みを推進し、実績を挙げている企業として「花王」と「医療法人社団三成会」が選ばれた。

花王は、男性社員に向けた仕事と家庭的責任の両立に対する意識変革は重要であるという認識のもと、様々な施策を積極的に推進。平成21年~平成24年までの、男性の育児休業取得率は35%~40%で推移しており、平均取得期間も平成24年度は約11日間になると、着実に伸びている。

医療法人社団三成会は、男性が育児休業を取得しやすい職場の雰囲気や環境づくりに取り組んでおり、その結果、平成24年度の男性の育児休業取得率は50%(取得者数4名)と増加傾向にある。

グランプリ2社のほか、特別奨励賞には、COCO-LO、ソフトバンクグループ通信3社、第一生命保険、明治安田生命保険、リコーが選ばれた。

表彰式は、10月18日に「女性就業支援センター」(東京都港区)で実施する。また、表彰式に併せて「イクメン推進シンポジウム」も開催する。入場は無料。シンポジウム参加の申し込みは、イクメンプロジェクトホームページから受け付ける。