NTTコミュニケーションズは15歳~29歳の男女を対象に、「両親への関心と親子関係に関する調査」を実施した。調査は8月28日・29日に行い、600名から有効回答を得た。
親の人生の歩みに興味がある子供は約60%
最初に親がどんな人生を歩んできたか興味があるか尋ねたところ、58.6%の人が「興味がある」と回答した。しかし、親が若い頃の話を親とするか聞くと、「する」は30.7%にとどまった。
また、親の若い頃の話で、最も興味があるの話について聞くと、1位は「学生時代の話」だった。2位が「両親の出会ったなれそめ」、3位が「子育ての話」となっている。
次に、親の青春時代の映像や写真を見たことがあるか尋ねたところ、66.2%が「ある」と回答した。親の青春時代の映像・写真を見ていない人のうち、「親と仲が良い」と回答した人は父親42.4%、母親56.7%だったが、写真を見た人で「親と仲が良い」と回答した人は、父親63.7%、母親77.3%と、20ポイント高い割合になっている。
親がどのような人生を歩んできたか知っているか聞いたところ、父親の人生については53.7%が、母親の人生については60.2%が「知っている」と回答した。また、親がどのような人生を歩んできたかを知っている人は、知らない人と比べて、親を「尊敬している」という回答が30ポイントも高くなっている。
続いて、自分が生まれた時や幼少期の映像・写真を見ると、親への感謝の気持ちがわくか尋ねたところ、68.0%が「感謝の気持ちがわく」と回答した。
実際に、自分が生まれた時や幼少期の映像・写真を見た人は見ていない人と比べ、「親と仲が良い」と回答した割合が約20ポイント高かった。