「化粧品」の無料サンプル/無料体験を利用したことがある人は、9割近くに

ジャストシステムはこのほど、「無料サンプル/無料体験に関する調査」を実施、結果を公表した。

同調査は8月26日~27日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、同サービスのモニターのうち、20代~50代の女性2,000名を対象に10歳ごとに500名ずつ均等割り付けで回収したもの。

無料サンプルを利用したきっかけは、インターネット広告

無料サンプル/無料体験を利用したことがある人の割合は、「化粧品」88.2%、「健康食品」49.9%、「ダイエット食品」18.7%、「エステ」15.3%だった。

無料サンプル/無料体験利用のきっかけは「インターネット広告(バナー広告)を見て」という回答が多く、「化粧品」42.0%、「健康食品」47.1%、「ダイエット食品」44.7%、「エステ」28.9%となった。「店頭で配布していた」(53.9%)が1位になった「化粧品」を除く3分野で、利用したきっかけの1位となっている。

無料サンプル利用後、4割以上が商品情報を詳しく調べる

無料サンプルや無料体験を利用したあとの行動でもっとも多かったのは、「無料サンプルのメーカーのWebサイトで商品情報を詳しく調べた」で、「あてはまる」「ややあてはまる」を合計すると「化粧品」43.9%、「健康食品」45.2%、「ダイエット食品」52.2%だった。

一方、「エステ」は「無料体験の使用感などを友人・知人に共有した」が47.2%ともっとも多くなった。

無料サンプルから購入に至った場合、半数以上がリピーターに

無料サンプル/無料体験をきっかけに、商品を「購入(利用)したことがある」人の割合は、「化粧品」68.0%、「健康食品」48.6%、「ダイエット食品」50.8%、「エステ」48.9%だった。

また、無料サンプルや無料体験をきっかけに一番最近購入(利用)した商品の現在の利用状況については、「現在も継続して購入(利用)」「複数回継続して購入」した人は、「化粧品」58.8%、「健康食品」66.0%、「ダイエット食品」57.9%、「エステ」82.8%と、いずれも半数以上の人がリピーターとなっていることがわかった。なお、エステは「最後まで継続した」を含んでいる。

「ダイエット食品」「エステ」では、7割近くの購買に「企業からの連絡」が影響

実際に購入/申し込みした人のうち、購入/申し込み前にメーカーやエステ運営会社からの連絡(電話、メール、ダイレクトメール)が「あった」と回答したのは、「化粧品」37.6%、「健康食品」61.6%、「ダイエット食品」55.8%、「エステ」46.7%となった。

そのうち、メーカーやエステ運営会社からの連絡が「購入に影響した」「やや影響した」と回答した人の割合は、「化粧品」42.0%、「健康食品」35.9%、「ダイエット食品」66.1%、「エステ」66.2%だった。

なお、同社では調査結果の詳細を、 「Fastask」実例レポートページにてダウンロード提供している。