9月20日からdビデオ&BeeTVで"感じるLOVE"シリーズの最新番組『声感☆ラブメッセージ』が配信をスタートした。この番組の監修を手掛けた恋愛科学研究所の所長・荒牧佳代氏が、モテるためのテクニックと女心を分析した。
"感じるLOVE"シリーズは、女性目線のさまざまなラブシーンをのぞき見し、目で感じるショートフィルム。その最新作となる第8弾『声感☆ラブメッセージ』は、ドラマ仕立てのシチュエーションに、人気声優がささやく留守番電話が重なるという新感覚の映像で、女性の妄想をかきたてるストーリー構成となっている。監修の荒牧氏も、「もともとイメージング能力の高い女性にとって、すてきな男性の声を聞くだけで脳がときめきを感じ、ドーパミンや女性ホルモンであるエストロゲンが分泌され、女性をより女らしくさせる効果があります」と保証する。
そもそも、女性は男性のどのような言葉を求めているのだろうか。荒牧氏は「日頃の頑張りをしっかり見て、褒めてあげると喜ばれます。女性に対して性的魅力だけを褒めるのではなく、人としてどう尊敬しているかを素直に伝えることが大切」と説く。また、「女性は無意識にも自分自身を商品として見立てているところがありますから、少しでも自分が高値で売れたかもと思える言葉に弱かったりします」と語り、「かわいいや美しいはもちろんのこと、自分の魅力でいかに参っているか(魅了されているか)を言われたりするのも好まれるでしょう」と推測する。
そして、モテる男性の鍵は"草食系男子"にあるという。その理由について、「女性にモテるけどあえて引き気味にし、自らは手を出さないといった草食系男子の奥手な姿勢が女性に好まれるのは、女性の関心や好奇心を駆り立てるからでしょう。草食な態度は、男性の戦略でありテクニックなのです」とし、「先に自分の欲求を通そうとする人より、相手の気持ちを優先させられる人は、余裕がありモテるというワケです。何かしてもらいたいときに、先に相手を喜ばせることができるかどうか、それが器量になります。うまい下手よりは、女性のためにコストをかけ、さり気なくリードし、酔わせてくれるかどうかですね」と語った。
そのほか、落ち込んだ女性は口説きやすい傾向にあるようで、「もともと自信がない女性より、普段、プライドの高い女性が落ち込んだときのほうが、失恋など損失した自尊心を修復しようとする心理が働きますので、口説きやすいのです」と分析。また、「恋の賞味期限は一年から一年半です。多かれ少なかれ恋はいつか必ず冷めるようにできています」とも語り、「恋が冷める頃に、相手に対する『信頼』や『愛着』の有る無しで別れるかどうかが決まります。相性がいいのは、性格でも価値観でもなく、相手を求める気持ちのバランスなのです」と恋愛を長続きさせるためのヒントを説明した。
荒牧氏は、2001年に芸能プロダクションに入社しスタッフとして従事。2008年にKスタジオを設立し、同社の代表取締役を務める。2009年にWEBサイト「恋愛科学研究所」の所長に就任。脳内ホルモンと個人の性格や行動との関連性を分析し、人間行動学をもとに語る「恋愛科学」を掲げ、恋愛科学カウンセラー、医療アナリスト、恋愛コンテンツ企画、監修者、ビジュアルデザイナーなどさまざまな肩書で活動している。