10月1日(現地時間)、CorelはWindowsストアアプリ版WinZipを更新し、Windows 8.1への対応と26種類の圧縮形式のサポート、新たなオンラインストレージとしてCloudMeを追加したことを明らかにした。現在同Windowsストアアプリを利用しているユーザーは無料で更新できるが、新規ユーザーは7.99ドルの支払いが必要。ただし、15日間の無料試用期間が用意されている。

以前からローカルストレージだけでなく、DropboxやGoogle Drive、SkyDrive、Boxなどのオンラインストレージをサポートしていたが、今回新たにCloudMeを追加した。なお、CloudMeは欧州を中心にシェアを伸ばしつつある新興のオンラインストレージサービスである。また、任意の画像ファイルを背景画像に選択するカスタマイズ機能を用意。UI(ユーザーインターフェース)の見直しや、パフォーマンスの改善も行われている。

圧縮ファイルを操作するオンラインストレージに「CloudMe」が追加された

Windows 8.1に対応し、背景画像のカスタマイズ機能やパフォーマンスの改善も行われている

Windows 8.1でも標準サポートされるZIP形式は、1980年代末にPhil Katz(フィル・カッツ)氏が作成したPKZIPから始まり、その後WinZip Computing、Corelと権利が移り、現在に至っている。筆者が確認したところ、Windowsストアから入手可能なWindowsストアアプリ版WinZipは既に新バージョンに置き換わっていた。