日本ケンタッキー・フライドチキンは10月1日、からあげメニューの販売を行う「KFC鶏から亭 ダイエー碑文谷店」をオープンした。今回は、同店の初日の様子を取材し、実際に「特製鶏から」4種類を食べてみた。
おそうざいとしても楽しめる
同店は、からあげメニューを中心とする持ち帰りの専門店。「特製鶏から」(醤油、秘伝スパイス、辛旨、胡山醤)と、「ケンタッキーフライドチキン」で取り扱われている「オリジナルチキン」を販売する。「特製鶏から」は100gで270円、「オリジナルチキン」は1ピース240円となっている。
開店初日の1日には、子供からお年寄りまで、幅広い年齢の人が買い求める姿が見られた。広報担当者に話を聞くと、「幅広い年齢層と、おいしいものにはこだわる人が多い地域としてダイエー碑文谷店を1号店として選んだ」という。「持ち帰って、おそうざいの一部としてお楽しみいただきたいです。おつまみにもなりますよ」と話してくれた。
定番から一風変わった味付けまで
今回発売された「特製鶏から」は、「醤油」「秘伝スパイス」「辛旨」「胡山醤」の4種類。「醤油」「秘伝スパイス」「辛旨」にはモモ肉を使用し、「胡山醤」には味を引き立たせるためにムネ肉を使用した。
「醤油」は、からあげでは定番の味付けとして提供。にんにく醤油を使っており、ひと口食べるとにんにくの香りが口いっぱいに広がった。なじみのある醤油味で、衣も肉もジューシーだ。かむごとに鶏肉と醤油の味わいを感じられる。
「秘伝スパイス」は、オリジナルチキンの味をからあげで再現した味付け。食べてみると、確かに"オリジナルチキンの味"がする。スパイスが効いていて刺激もあった。他では食べることのできないからあげの味だろう。
「辛旨」は、醤油、にんにく、玉ネギで下味をつけ、唐辛子の辛さを効かせた商品。ひと口食べると、口の中に強めの辛味が広がってゆく。辛い衣をジューシーな肉がカバーし、バランスの良い仕上がり。カリッとした衣に入った白ごまがアクセントになっていた。
「胡山椒」は、ごま、山椒、醤油で味をととのえ、風味豊かな和風味に仕上がっている。実際に食べてみると、しっとり、あっさりとしたムネ肉に山椒の風味が引き立つ。衣に入った黒ごまがアクセントになり、食感も良かった。食欲をそそる香りで、つい「もう一つ」と手を伸ばしたくなる。
どの商品もしっかりとした味付けがされているため、持ち帰って白いごはんと食べても、ビールのおつまみにしても楽しめそうだ。
場所は東京都目黒区碑文谷4-1-1(ダイエー碑文谷店内)で、営業時間は9時~21時30分(変更の場合あり)。