ソニーは30日、HD画質コンテンツの著作権を保護する新技術「SeeQVault」に対応したmicroSDHCメモリーカード「SR-16SA」(16GB)と「SR-32SA」(32GB)を発表した。10月25日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は「SR16SA」が4,500円前後、「SR-32SA」が8,000円前後。
HD画質のコンテンツをそのまま保護・保存できる「SeeQVault」に対応したmicroSDHCメモリーカード。HD放送を録画したものを、HD画質のままで保存でき、録画した機器以外でも試聴可能(再生には同じくSeeQVault対応の機器が必要)。
一例として、SeeQVaultに対応したソニーのポータブルワイヤレスサーバ「WG-C20」と併用することで、ソニー製ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」で録画した番組をHD画質で今回のmicroSDHCメモリーカードに保存し、「WG-20」を介してスマートフォンやタブレットといったモバイル機器で再生できる。
microSDHCメモリーカードとしての主な仕様は、UHS-1 Class 1(SD Class 4)に対応し、転送速度はリード最大40MB/s。本体サイズは約W11×D1×H15mm、重量は1g。SDメモリーカード変換アダプタが付属する。